北海道道53号釧路鶴居弟子屈線(ほっかいどうどう53ごう くしろつるいてしかがせん)は、北海道釧路市と弟子屈町を結ぶ道道(主要地方道)である。
概要
1971年まで、釧路市と鶴居村温根内の間は、釧路市鳥取大通1丁目(国道38号・日本製紙釧路工場正門前)で右折して釧路市昭和町・釧路市安原を経由して鶴居村の温根内ビジターセンター付近へ至る、釧路湿原内を通る新釧路川右岸堤防を経由していたが、湿原の軟弱な地盤であるために道路の地盤沈下などに伴う道路(堤防)補修が年々かさんでいた事から、新たなルートとして、これまでの釧路湿原内を通る新釧路川右岸通(堤防)経由より遠回りであるものの、仁々志別川右岸の釧路市鳥取北・釧路市鶴野を経由して釧路市北斗で右折して釧路市湿原展望台前を通り鶴居村温根内に至る全線恒久舗装された現在の経路(当時の通称・北斗新道)に変更され、現在の経路の完成以降は、釧路湿原内を通る新釧路川右岸堤防を経由していた旧道の関係者以外の車両通行が禁止されている[要出典]。
なお、旧道区間の釧路市昭和町から釧路湿原道路までの新釧路川右岸堤防に並行して新たに建設された釧路市の市道として、新釧路川右岸通が2007年12月27日に開通している[要出典]。
路線データ
道路管理者
- 釧路総合振興局 釧路建設管理部 事業課
- 釧路総合振興局 釧路建設管理部 弟子屈出張所
歴史
路線状況
重複区間
主な橋梁
- 旭跨線橋(215 m、根室本線、釧路市川上町10丁目 - 釧路市川北町)
- 鉄北大橋(248 m、新釧路川、釧路市川端町6・喜多町10 - 釧路市鳥取南2丁目・新富士町1丁目)
- 桜橋(91 m、鐺別川、弟子屈町桜丘2丁目 - 弟子屈町高栄2丁目)
地理
釧路湿原西側を通る。
通過する自治体
- 釧路総合振興局
- 釧路市
- 阿寒郡鶴居村
- 川上郡標茶町
- 川上郡弟子屈町
交差する道路
- 釧路市
- 鶴居村
- 標茶町
- 弟子屈町
沿線にある施設など
- 釧路市
- 弟子屈町
脚注
関連項目