上野 晃(うえの あきら、1934年12月20日[1] - )は、日本の政治家。元北海道登別市長(5期)。
来歴
北海道小樽市出身[1]。北海道小樽潮陵高等学校を経て[2]、1957年北海道大学農学部卒業[1]。1957年北海道庁に入庁。根室支庁産業課に勤務[1]。1980年同庁後志支庁経済部長[3]。1983年同庁農務部農政課長[3]。その後、同庁胆振支庁長[3]。
1988年7月21日、登別市長の中浜元三郎が、市役所で発生した汚職事件の責任をとるとして辞職。これに伴って8月28日に行われた登別市長選挙に選に立候補し初当選した。以後連続5期[3]。
北海道市長会副会長や北海道市長会会長を歴任[3]。2008年市の医療費助成事業で、市が委任払いした高額療養費約4500万円が回収困難となっている問題について、責任を取ること等を理由に引退した。なお、市長退任後においても同問題の責任を取るとしている。
エピソード
北海道庁では、農政畑を渡り歩き、農業経済学を実践。農業政策のエキスパート。また、同じ大学の同じ学部出身の林芳男の後輩にあたる。
脚注
参考文献
- 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』日外アソシエーツ編集・発行、2005年。
- 『室蘭民報』2008年8月28日朝刊(室蘭民報)