ダニエル・ロパティン (Daniel Lopatin 、1982年 7月25日 - )は、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー (Oneohtrix Point Never )の名で知られるアメリカ合衆国 ニューヨーク ・ブルックリン を拠点とするエレクトロニック・ミュージシャン 、音楽プロデューサー 、映画音楽家 である。通称OPN 。
ノイズ、アンビエント、ドローンといった実験的なエレクトロニック・ミュージック 作品で高い評価を得ているほか[ 1] 、映画音楽家として『グッド・タイム 』(2017年)、『アンカット・ダイヤモンド 』(2019年)といった作品を手がけている[ 2] 。また、音楽プロデューサー としてアノーニ やザ・ウィークエンド などに楽曲提供も行なう。さらに、美術館でのマルチメディア作品展示も多数手がけている。
来歴
Oneohtrix Point Neverのライブパフォーマンス(2014年)
ノイズ、アンビエント、ドローンといった要素を中心にした実験的な音楽は、批評家から高く評価され、2010年 リリースの『Returnal』はピッチフォーク・メディア のこの年のベスト・アルバムランキングで20位[ 3] に、2011年『Replica』は同17位[ 4] に、2013年の『R Plus Seven』は同24位[ 5] に、2015年の『Garden of Delete』は同11位[ 6] に選出されている。
FKAツイッグス など多くのアーティストとコラボレーションするほか[ 7] 、音楽制作を手がけた映画『Good Time』は2017年のカンヌ映画祭最優秀サウンドトラック賞を受賞するなど[ 8] 、多岐に渡り活動を続けている。
ディスコグラフィ
スタジオアルバム
Betrayed in the Octagon(2007年、Deception Island)
Zones Without People(2009年、Arbor)
Russian Mind(2009年、No Fun)
Returnal(2010年、Editions Mego)
Replica(2011年、Software)
R Plus Seven(2013年、Warp)
Garden of Delete(2015年、Warp)
Age Of(2018年、Warp)
Magic Oneohtrix Point Never(2020年、Warp)
Again(2023年、Warp)
コンピレーション
Rifts(2009年、No Fun)
Drawn and Quartered(2013年、Software)
The Fall Into Time(2013年、Software)
サウンドトラック
Good Time Original Motion Picture Soundtrack(2017年、Warp)
Uncut Gems(2019年、Warp)
フィルモグラフィ
映画
脚注
参考文献
外部リンク