「ルビー・チューズデイ」(Ruby Tuesday)は、ローリング・ストーンズの楽曲。作詞・作曲はミック・ジャガーおよびキース・リチャーズ。1967年にシングル「夜をぶっとばせ」と両A面シングルとして発表された。
解説
イギリスでは1967年1月13日、アメリカではその翌日の1月14日にリリースされた[3]。元々この曲はシングルのB面として扱われたが、A面の「夜をぶっとばせ」が歌詞に性的な表現があり、アメリカの放送局でオンエアされなくなる恐れがあったため、マネージャーのアンドリュー・ルーグ・オールダムの機転で、両A面シングルとして発売することになった[4]。アメリカのビルボードでは「夜を…」が55位止まりなのに対し、この曲は1位となり[5]、ゴールドディスクも獲得している[6]。イギリスでは3位を記録[7]。
録音は1966年11月16日、ロンドンのオリンピック・スタジオで行われた。ピアノとリコーダーはブライアン・ジョーンズが担当している(ピアノはジャック・ニッチェという説もある)。不安定な音のコントラバスは、キース・リチャーズとビル・ワイマンが二人がかりで弾いたもの(ワイマンが弦を押さえ、リチャーズが弓を弾いた)[8]。
ジャガーは「俺はこの曲の作詞・作曲のどちらにも関わっていない」と語っているため[9]、リチャーズ単独で書かれたものと思われる。リチャーズはこの曲について、彼が1960年代中頃に交際していたリンダ・キースとの破局を書いたものだとしており、彼女と別れた日がちょうど火曜日だったという[8]。ジャガーは「メロディも歌詞もすごくいい」と、この曲を気に入っているようだが[9]、1970年代には「もうこの曲はやりたくない。何か馬鹿陽気になっちゃうんでね」とも語っていた[10] 。
「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」で、303位にランクインした[11]。
コンサート・パフォーマンス
リリース当時の1967年にはコンサートのレパートリーに入れられており、また当時のテレビ出演時にもよく披露されていた。しかしその後20年以上にわたりセットリストから外され、1989年の「スティール・ホイールズ・ツアー」から再び披露されるようになった[8]。1991年のライブアルバム『フラッシュポイント』に、1990年の日本公演の模様が収録されており、さらにシングルカットもされた。
カバー
脚注
関連項目
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旧メンバー | |
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代表曲 | |
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アルバム |
UK スタジオ・アルバム (1964–1967) | |
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US スタジオ・アルバム (1964–1967) | |
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スタジオ・アルバム (1967–現在) | |
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UK コンパクト盤 | |
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ライブ・アルバム | |
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コンピレーション | |
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アブコ編集盤 | |
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デッカ編集盤 | |
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その他のアルバム | |
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映像作品 | |
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ライブ・ツアー | |
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マネージャー | |
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プロデューサー | |
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外部ミュージシャン | |
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関連人物 | |
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関連項目 | |
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