ユナイテッド・アーバン投資法人(-とうしほうじん)は、東京都港区に本部を置く投資法人で、東証上場のJ-REIT。資産運用会社は丸紅100%出資の丸紅リートアドバイザーズ株式会社。
概要
丸紅がスポンサーの総合型J-REITである。
スポンサーは2003年の設立当初、トリニティ・インベストメント・トラストLLC、丸紅、アンブロウズ・キャピタル・リミテッド(クレディ・スイス)、大和生命保険及び極東証券の5社[4]であったが、2017年12月に丸紅単独スポンサーとなった[5]。
沿革
- 2003年(平成15年)11月4日 - 本投資法人の設立。
- 2003年(平成15年)12月22日 - 東証に上場。
- 2010年(平成22年)12月1日 - 「日本コマーシャル投資法人」を吸収合併。
- 2023年(令和5年)12月1日 - 資産運用会社が「ジャパン・リート・アドバイザーズ株式会社」から「丸紅リートアドバイザーズ株式会社」に商号変更[6]。
ポートフォリオ
組入物件は、商業施設、オフィス、ホテル、住居等である。2023年7月末時点で資産規模6,918億円、141物件である[7]。
主な所有物件は以下の通り。
日本コマーシャル投資法人
「日本コマーシャル投資法人」は、2006年9月26日に東証上場した(証券コード:3229)。スポンサーはパシフィックマネジメント株式会社(後のパシフィックホールディングス株式会社)で、資産運用会社はスポンサー100%子会社の「パシフィック・コマーシャル・インベストメント株式会社」であった。2009年3月のパシフィックホールディングスの会社更生手続開始を申し立てに伴い、2010年11月26日に上場廃止[8]、2010年12月1日にユナイテッド・アーバン投資法人に吸収合併され、消滅した[9]。なお、不動産市場安定化ファンドを活用した2投資法人のうちの1つである[10]。
脚注
関連項目
外部リンク