モリス・ラッセル・ピーターソン・ジュニア(Morris Russell Peterson Jr.、1977年8月26日 - )は、アメリカ合衆国・ミシガン州フリント出身の元バスケットボール選手。
NBAのトロント・ラプターズなどで11シーズンプレーし、現在は同チームの解説者を務めている。
インディアナ・ペイサーズなどに所属していたジョナサン・ベンダーとは従兄弟同士である。
経歴
ミシガン州立大学をNCAAチャンピオンに導き、2000年のNBAドラフトでラプターズから全体の21位指名を受けNBA入りした。ルーキーシーズンには80試合に出場し、9.3得点、3.2リバウンドの成績を残しオールルーキーファーストチームに選ばれた。
その後5シーズンラプターズでプレー。05-06シーズンにはキャリア最高の16.8得点、4.6リバウンド、2.3アシスト、1.27スティールの成績を残している。
2005年12月28日、418試合出場を果たし、それまでのラプターズの記録を持っていたアルヴィン・ウィリアムスを抜いた。
2006年11月22日、左ひじ痛によりクリーブランド・キャバリアーズ戦を欠場。当時現役選手の中で最長だった連続試合出場は371試合でストップした[1]。
2006-07シーズンは出場時間が減少、成績も下降した。
2007年、ニューオーリンズ・ホーネッツと4年間2300万ドルで契約したが、十分な出場機会を得ることはできなかった。2010年7月8日、その年のドラフト1巡全体11位で指名されたコール・オルドリッチと共に同じドラフトの1巡全体21位で指名されたクレイグ・ブラッキンス、1巡全体26位で指名されたクインシー・ポンデクスターとトレードされてオクラホマシティ・サンダーへ移籍した[2]。
2011年2月24日、D・J・ホワイトと共にナジー・モハメドとのトレードでシャーロット・ボブキャッツに放出され[3]、わずか4日後にバイアウトで解雇された。
引退後
2015年1月より、古巣トロント・ラプターズの解説者を務めている[4]。
個人記録
脚注
外部リンク