ミシュコルツ - ヒダシュネーメティ線(ハンガリー語: Miskolc–Hidasnémeti-vasútvonal)は、ハンガリー国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は90。
歴史
この路線は1840年代にセーチェーニ伯爵が提案したが[1]、計画の実行は1848年の革命のため中止された。1848年法律30号によりミシュコルツ - カシャウ区間の経路が確定された[2]。ティサ地域鉄道(Tiszavidéki Vasút, TVV)はそのプロジェクトを引き受けて、1860年8月14日にこの路線をヒダシュネーメティ - カシャウ間とともに、ブダペストから伸びる鉄道路線の一部として開通した[3]。ティサ鉄道は1880年法律38号により解散して、この路線もハンガリー国鉄により引き受けられた[4]。
電車線はミスコルツ - ヒダスネーメティ区間に1997年設備され[5]、それでポーランドからハンガリーまでの区間の電化が完了した。
運行形態
特急と普通について説明する[6]。
特急(IC)
- ヘルナード号: ブダペスト - ミシュコルツ - ヒダシュネーメティ ( - コシツェ)
- 2時間に1本の運行。ミシュコルツ以南は80号線に直通する。ヒダシュネーメティ以北スロバキア国鉄169号線に直通する。
- 2020年以前は、一日2往復、12時間間隔の運行で、それぞれ「ヘルナード」「ラーコーチ」と別々の愛称名であった。また、停車駅はシクソー駅とフォルロー・エンチ駅で、他の駅は通過していた。2021年度は、一日2往復のみがコシツェに直通していた。
普通
線内のみ、2時間に1本の運行。
駅一覧
以下では、ハンガリー国鉄90号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。
- 種別
- 停車駅
- ■印:全列車停車
- ●印:一部通過
- △印:一部停車
- |印:全列車通過
参考文献
外部リンク
脚注・出典