ネットマーブルジャパン株式会社は東京都港区に本社を置く日本の会社。韓国ネットマーブルと日本のソフトバンクBB(現・ソフトバンク)の合弁会社でPCオンラインゲームやスマートフォン向けのモバイルゲームサービスを提供している。主なタイトルに「MONSTER CRY」、「SDガンダム カプセルファイターオンライン」、「真・三國無双Online」等。
日本のネットマーブルは、CJインターネットジャパン株式会社が運営していた、ゲームを中心としたエンターテインメント・ポータルサイトであった。同社がソフトバンクグループと共同で2004年12月に開設した。略して「ネトマ」などとも呼ばれていた。
元は韓国の「ネットマーブル」で、こちらはグループ会社のCJインターネット株式会社が運営している。
概要
ネットマーブルを利用するには、無料の会員登録とゲームのダウンロードが必要となっていた。ゲームは50種類以上あった。
履歴
- 2001年8月 - 前身となる株式会社ネットマーブルジャパン設立
- 2004年8月27日 - CJインターネット50%とソフトバンクBB33.75%とベクター10%とテクノブラッド6.25%の合同出資で「CJインターネットジャパン株式会社」設立[3]
- 2004年12月20日 - ソフトバンクグループと共同でポータルサイト「ネットマーブル」を開設。
- 2005年野菜村を中心に、数々の新規ゲームを導入
- 2005年8月 - GUNZ Online上陸
- 2005年9月 - 東京ゲームショウ出展(GUNZ Online)
- 2005年10月 - ポータルサイト「ネットマーブル」会員100万人突破
- 2006年9月 - ポータルサイト「ネットマーブル」リニューアル
- 2006年10月 - ポータルサイト「ネットマーブル」会員200万人突破
- 2006年12月15日 - ベクター保有株5.2%をソフトバンクBBへ譲渡[4]
- 2012年2月2日 - ポータルサイト「ネットマーブル」閉鎖[5]
- 2014年12月16日 - 韓国CJ E&Mから分離独立した事に伴いCJインターネットジャパンからネットマーブルジャパンへ社名変更[6]
- 2015年3月11日 - 資本金17億円→2億円、資本準備金9億円→0円に減資[7]
運営内容
提供中のゲーム
Android・iOSアプリ
- セブンナイツ ※Netmarble Nexus開発
- リネージュ2 レボリューション ※Netmarble Neo開発
- MARVEL Future Fight ※ネットマーブルモンスター開発
- KOF ALLSTAR ※Netmarble Neo開発
- フィッシングストライク ※WeMade Plus (WeMade Entertainment子会社) 開発
- Destiny Knights ※ALPACA GAMES開発
- アイアン・スローン ※4PLAT開発
- ファントムゲート: The Last Valkyrie ※Level9開発
- 七つの大罪 〜光と闇の交戦〜 ※Funnypaw開発
- btsworld ※ネットマーブルモンスター開発
- ブレイドアンドソウル レボリューション ※CherryBugs開発
- BTS Universe Story
- 二ノ国:Cross Worlds
配信終了ゲーム
Android・iOSアプリ
Weeeple時代に配信終了したゲーム
Weeepleで提供されていたゲーム。
ネットマーブル時代に配信終了したゲーム
ネットマーブルのポータルサイト (2004年12月20日[36]~2012年2月2日) で提供されていたゲーム。
チャネリングサービスのみ
日付はチャネリングサービス期間 (βテストを含む)。
特徴
共同プロモーション展開しているゲームも数多く存在していた。
ハンゲームと同じく、ActiveXを利用している為にWindowsとInternet Explorerブラウザでしかアクセスすることが出来なかった。
また、単体運営で提供されているゲームはスクリーンショットから攻略掲示板までのコミュニティが設置されていた。
低スペックでゲームが出来るため、低年齢の層が厚かった。
アバター
その他のサービス
会員登録
ネットマーブルのサービスを利用するには、無料の会員登録が必要である。会員登録すると、ネットマーブルからお知らせメールが届くが、これは会員登録時に配信の有無を選択することができた。
会員登録はゲームにログインするためのIDとPW、メールアドレス(PCで、フリーメールでも可)、ネットマーブルからのメールを受信するか、ゲーム内での名前、生年月日、性別と至って簡単であった。
会員登録が完了すると、ゲーム・アバター・キャラチャット、ひろば、マイページのすべてのサービスを利用することができた。
ひろばというのは、ネットマーブル内の公式掲示板のことであった。マイページでは、会員情報を変更したり、ネットマーブル内の会員へメールを送信できる機能、「ミニメール」を利用したりすることができた。
有料サービス
ネットマーブルは、2005年7月22日午前9時にアバターのサービスが有料化となった。これに伴い、一部のゲームや、ゲームのオプションなどが有料化された。
有料サービスは、マーブルポイント(MP)と呼ばれるウェブマネーを購入すると利用することができる。
※アバターに関しては、2008年1月31日午後3時をもって有料販売を終了している。
無料サービス時に着用していたアバターは削除されないということだったが、有料化によってネットマーブルの各所で批判の声が起きた。
しかし現在では、有料サービスを利用する人も多く、大きな混乱は起こっていない。これは、有料化を認めている利用者の説得があったことも大きく関わっていると思われる。
一方、大きな混乱は起こっていないのだが、ゲーム内で「IDとMPを交換してください」などという人に対し、不正な取引(詐欺行為等)を行うことが問題となっている。なおネットマーブル利用規約では、IDやパスワードを他人に教える行為や、教えてもらう行為は禁止されている。こういった問題の原因として、低年齢層の利用者が多いことが挙げられる。
だが、2012年2月16日午前10時をもって閉鎖された。
脚注
外部リンク
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