トパーズ級防護巡洋艦(英語: Topaze-class cruiser)はイギリス海軍の巡洋艦の艦級。艦名がいずれも宝石の名前を冠することからジェム級(Gem-class)とも称される。イギリス海軍では「三等巡洋艦」に類別しており、また海外観測筋からは「防護巡洋艦」として扱われた[1]。
概要
本級はイギリス海軍が自国の沿岸防護のためにピローラス級防護巡洋艦の後継艦として1902年、1903年計画で8隻の建造が計画されたが、1903年度計画の4隻はキャンセルされ、4隻が1904年から1905年に相次いで就役した。イギリス海軍最後の防護巡洋艦。「アメシスト」は蒸気タービンを搭載しており、これはイギリスの大型艦では初めての試みであった。
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就役時の「ダイアモンド(HMS Diamond)」
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上空から撮られた「ダイアモンド(HMS Diamond)」
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就役時の「アメシスト(HMS Amethyst)」
同型艦
参考文献
- 「Conway All The World's Fightingships 1906–1921」(Conway)
- 「世界の艦船 増刊第46集 イギリス巡洋艦史」(海人社)
関連項目