スピードマスター
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ジャンル
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自動車漫画
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漫画
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作者
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岸虎次郎
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出版社
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秋田書店
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掲載誌
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ヤングチャンピオン
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レーベル
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ヤングチャンピオンコミックス
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発表号
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No.11 - No.18
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発表期間
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2007年 - 2007年
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巻数
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全1巻
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映画:スピードマスター
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原作
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岸虎次郎 『スピードマスター』
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監督
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須賀大観
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脚本
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木田紀生
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音楽
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ken sato、池頼広
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制作
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ドッグ・シュガー
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配給
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東芝エンタテイメント
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封切日
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2007年8月25日
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上映時間
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96分
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テンプレート - ノート
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プロジェクト
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漫画
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ポータル
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漫画
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『スピードマスター』は、岸虎次郎による日本の漫画作品。『ヤングチャンピオン』(秋田書店)にて2007年No.11から同年No.18まで連載された。また、これを原作とした同名映画が2007年に公開された。
あらすじ
アジアの小国[1]にある小さな町。そこでは夜な夜な若者たちがチューニングカーで集まり、ストリート・レースに熱を上げていた。そうした行為を支えるチューニングショップに人が集まるのもまた必然であったが、小さな自動車修理工場「桜井モータース」を営む桜井辰二は、その腕前があるにもかかわらず、頑としてチューニングを行おうとしなかった。しかし、一人娘の桜井まひろは父の方針に反対で、チューニングを請け負うことで店の評判を上げたいと考えていた。
そんなある日、まひろは、チューニングの参考のために有力な走り屋の1人である黒咲勇弥のRX-7を無断で撮影した事で、彼の部下に取り囲まれて因縁をつけられていた。そこに1人の男が割って入り、まひろを助ける。その男…赤星颯人は当てもなく様々な町を渡り歩く旅人だったが、車の知識・テクニックはずば抜けたものを持っていた。それを知ったまひろは、桜井モータースで働いてくれるように颯人に頼み込む。最初は消極的だった颯人だが、徐々に店の一員として溶け込んでいき、桜井モータースは次第に客足が伸びていく。
これを快く思わない黒咲[2]は颯人、そして桜井モータースを潰そうと姦計を巡らせる。そんな中で颯人の衝撃の過去が明らかになっていくのだった。
登場人物
- 赤星颯人(あかぼし はやと)
- 当てもなく様々な町を渡り歩いている男。しかしながら車のチューニングセンスとドライビングテクニックはずば抜けており、その腕を買われて桜井モータースで働くことになる。
- 桜井まひろ(さくらい まひろ)
- 桜井モータースの一人娘。黒咲に絡まれたことがきっかけで赤星と出会い、彼を店のスタッフとして引き入れる。
- 桜井辰二(さくらい たつじ)
- 桜井モータースの店主。病のために失明寸前で、もはや1人ではまともな仕事が出来ない状態に陥っているが、頑として人の手を借りず、昔ながらの商売方法を変えようとしない。そのために何人もの従業員を短期間で解雇しており、赤星を雇うことにも最初は反対していた。映画版では失明こそしていないものの体が不自由な状態となっており自ら車を整備するのが困難な状態となっている。
- 黒咲勇弥(くろさき ゆうや)
- 市長の息子で、大手チューニングショップの経営者。金に物を言わせて様々なパーツで武装したRX-7を駆る男で、傲慢な性格。まひろに絡んだ一件以来、桜井モータースと赤星を目の敵にし、様々な策を弄して潰そうと画策する。
書誌情報
映画
2007年に中村俊介主演で映画化。上映時間は96分。一部設定の変更がある他映画限定のキャラクターとして青葉竜之介が登場する。
- 主題歌
※ 2曲ともに別の曲で上段がm.o.v.eの曲、下段が8-BALLの曲としてリリースされている。
脚注
- ^ 極めて日本に近いが日本と明言されてはおらず、映画版では中国語やハングルなどを含む多数の言語が登場するカットがある。
- ^ 映画版では父親が櫻井モータースを(「立ち退き料を貰って・・・」と発言していることから、おそらく不動産として)欲しがっているともされた
外部リンク