ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル・ヒューストン空港(ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタルくうこう、英: George Bush Intercontinental Airport)は、アメリカ合衆国のテキサス州ヒューストンの北37キロメートルにある国際空港。旅客数はテキサス州内ではダラス・フォートワース国際空港に次ぎ2番目に多い。
ユナイテッド航空(旧コンチネンタル航空)のハブ空港で、旧称はヒューストン・インターコンチネンタル空港(英: Houston Intercontinental Airport)だった。名称が長いため、単にインターコンチネンタル空港(英: Intercontinental Airport)と呼ばれることもある。
1969年にヒューストン・インターコンチネンタル空港として開港し、ヒューストンのウィリアム・P・ホビー空港の国際旅客が移管された。
1997年に41代目アメリカ合衆国大統領の父ブッシュことジョージ・H・W・ブッシュの名をとり、現在の空港名に変更された。なお空港内にジョージ・ブッシュのカウボーイ・ハット姿の銅像と写真パネルの展示がある。
2004年、ターミナルEが開業した
かつてはコンチネンタル航空の本拠地として知られていたが、統合後は後継会社のユナイテッド航空が路線を引き継いでいる。2015年からは日本の大手航空会社として初となる全日本空輸(ANA)が直行便を運航開始した。
空港の敷地面積は約4050haである。ターミナルはA,B,C,D,Eの5つあり、国際線はDとEで処理される。合計で131の搭乗口があり、DにはA380に対応したブリッジがある。
当空港にはターミナルを相互に結ぶ2つの新交通システムがあり、地上部には「ターミナリンク」、地下部には「インター=ターミナル・トレイン」が運行されている。