ジョン・アンソニー・ブルックス・ジュニア(John Anthony Brooks Jr.、1993年1月28日 - )は、ドイツ・ベルリン出身のドイツ系アメリカ人プロサッカー選手。アメリカ代表。ブンデスリーガ・TSG 1899ホッフェンハイム所属。ポジションは、ディフェンダー(CB)。
クラブ経歴
シカゴ出身の親の下、ベルリンで生まれ育つ。地元クラブであるヘルタ・ベルリンの下部組織で育成され、2010–11シーズンからリザーブチーム昇格。翌年4年のプロ契約をヘルタと結んだ。2012年8月、2. ブンデスリーガ開幕戦のアイントラハト・フランクフルト戦でプロデビュー。さらにプロ初得点も挙げ勝利に貢献した[1]。
2014–15シーズン、ブルックスは27試合に出場してリーグ3位となる対人勝率68%を記録した[2]。またパス成功率もリーグ12位となる75%を記録した[3]。
2017年5月31日、VfLヴォルフスブルクへ移籍した[4]。移籍直後から最終ラインの主力に定着した。2022年3月1日、同シーズンかぎりでの退団を発表した。
ヴォルフスブルク退団後、1年契約で2022年9月1日にSLベンフィカに加入した[5]。
2023年1月26日、1年半契約でTSG 1899ホッフェンハイムに移籍した[6][7]。
代表歴
U-20とU-23アメリカ代表に選出されているほか、1度だけU-20ドイツ代表に選出されたことがある[8]。2010年9月開催のU-20パラグアイ代表戦で代表デビュー[9]。2013年7月、親善試合のボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦でアメリカA代表デビューを果たした。
2014 FIFAワールドカップでは初戦のガーナ代表戦で負傷したマット・ベスラーに代わり後半から出場、グラハム・ズシのコーナーキックに頭で合わせ決勝ゴールを挙げた[10]。
2015年6月開催のオランダ代表戦では1-3の状況からゴールを奪い、アメリカの対オランダ戦初勝利に貢献した[11]。1ヶ月後には2015 CONCACAFゴールドカップのメンバーに選出[12]、4試合に出場した。
個人成績
クラブ
- 2017年6月1日現在
代表ゴール
人物
- ヘルタ・ベルリンの下部組織時代のチームメイトには後にMLBで外野手としてプレーするマックス・ケプラーがいた。ケプラーとは同じベルリンのインターナショナル・スクールに通っていた。
脚注
外部リンク