ザカリー・エドワード・マーティン(Zachary Edward Martin, 1990年11月20日 - )は、アメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLのダラス・カウボーイズに所属している。ポジションはガード。同じくNFL選手で、ヒューストン・テキサンズ等に所属していたニック・マーティン(英語版)は実弟である[1]。
経歴
カレッジ
ノートルダム大学ではオフェンシブタックルとして活躍し、5年目の2013年シーズンにはピンストライプボウルでMVPを受賞。カレッジフットボールのボウル・ゲームにおいて、オフェンシブラインマンの選手がMVPを受賞するのは1959年以来だった[2]。
このシーズン終了後、2014年のNFLドラフトにエントリーした。
ダラス・カウボーイズ
ドラフト全体16位でダラス・カウボーイズから指名され、その後ルーキー契約を結んだ[2]。
大学ではオフェンシブタックルとしてプレーしていたが、NFL入り後はオフェンシブガードにコンバートされた[5]。
1年目の2014年シーズンから先発の座を掴んで主力として活躍し、プロボウル、オールプロファーストチームに選出された[6][7]。オフェンシブラインマンのルーキーがオールプロファーストチームに選出されるのは1947年のディック・ハフマン(英語版)以来だった[7]。
以降、2019年シーズンまで6年連続でプロボウル、オールプロに選出された[8]。また、2018年6月13日にはカウボーイズと6年総額8400万ドルの契約延長に合意した[9]。この契約はオフェンシブガードの選手としては当時のリーグ最高額だった。
これらの活躍が評価され、2020年にはNFLの2010年代オールディケイドチームに選出された[10]。
2020年シーズンは怪我の影響で10試合の出場に留まり、デビュー以来続いていたプロボウル、オールプロ選出が途切れた。
2021年シーズンは2年ぶりとなるプロボウル、オールプロファーストチームに選出された[11]。
家族
前述のように弟のニックもNFL選手である。また、大学時代に同学年のチームメイトだったタイラー・エイフェルト(英語版)もNFL選手で、後に自身がエイフェルトの妹と結婚したため、義理の兄弟の関係になった[12]。
脚注
関連項目
外部リンク
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AP通信 オールプロ ファーストチーム選出(7回)
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NFL2010年代オールディケードチーム
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