クリスティーナ・ダックワース・ローマー(英語: Christina Duckworth Romer、1958年12月25日 - )は、アメリカ合衆国の経済学者。
カリフォルニア大学バークレー校の教授であり、専門はマクロ経済学、税制である。2009年1月から2010年9月まで、大統領経済諮問委員会委員長を務めた。夫のデビッド・ローマーもカリフォルニア大学バークレー校教授である。
略歴
授賞・名誉
業績
- 初期の研究は、マクロ経済の不安定性や大恐慌の研究であった。
- 「2008年不況」について、ジャレッド・バーンスタイン(英語版)と共著で研究した。2009年1月のビデオ・プレゼンテーションで、ローマーは雇用創出プログラムの詳細を議論した。
- 2008年後半、仲間のローレンス・サマーズとピーター・リチャード・オルザグと共同でオバマ大統領に刺激策を提示した。ローマーは、生産ギャップを満たすためには1兆8000億ドルが必要と計算したが、サマーズは提案を拒絶し、1兆ドル法案は議会を通らないと恐れて選ばなかった。結局、オバマ政権は8000億ドルの法案を通過させた。
人事
著作