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この項目では、コロンビアのサッカー選手について説明しています。その他の人物については「カルロス・サンチェス」をご覧ください。 |
カルロス・アルベルト・サンチェス・モレノ(Carlos Alberto Sánchez Moreno、1986年2月6日 - )は、コロンビア出身のサッカー選手。CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロ所属。ポジションは、ミッドフィールダー(守備的ミッドフィールダー)。
来歴
クラブ
ウルグアイのダヌービオFCでキャリアをスタートし、2003年に初のプロ契約を結んだが、トップチームで公式戦に出場することはなかった。2005年にはウルグアイのCAリーベル・プレートに移籍し、2007年までに40試合に出場して1得点した。
2007年にはフランス・リーグ・アンのヴァランシエンヌFCと5年契約を結ぶと、すぐにスタメンに定着して中心選手となった。2010年には膝に重傷を負い、1年近くもピッチから離れた。ヴァランシエンヌでは148試合に出場して8得点し、2012年夏に契約満了を迎えて退団したが、イングランド・プレミアリーグのボルトン・ワンダラーズFCやウェストハム・ユナイテッドFCとの交渉がまとまらず、再びヴァランシエンヌと契約を交わした。2013年8月、スペイン・プリメーラ・ディビシオンのエルチェCFに移籍した。移籍金は370万ユーロと推定されており、契約期間は2016年までである[5]。
2014年8月15日、アストン・ヴィラFCに4年契約で移籍した[6]。
2016年8月9日、ACFフィオレンティーナにレンタル移籍することが同クラブ公式サイトより発表された[7]。
2018年1月31日、RCDエスパニョールへ半年間のレンタル移籍[8]。
2019年8月9日、ウェストハム・ユナイテッドFCに2年契約で移籍した[9]。しかし2018年9月に膝を負傷し、翌年5月のサウサンプトンFC戦まで復帰することはなかった。
2021年3月4日、ワトフォードFCにシーズン終了までの契約を結んだ[10][11]。
代表
2007年5月9日、パナマ戦でコロンビア代表デビューし、同年にはコパ・アメリカ2007に向けた34人の候補選手に選出されたが、最終的な出場メンバーからは落選した。
2010 FIFAワールドカップ・南米予選ではレギュラーを務め、2007年11月20日に歴史的な勝利を収めたアルゼンチン戦(2-1)にも出場した。
2018年6月19日、2018FIFAワールドカップロシア大会の代表に選出され、グループリーググループHの対日本戦にスタメン出場するも、前半3分14秒に日本の決定機をハンドによって阻止したため、W杯史上2番目となる早さでレッドカードを提示され退場した。またこれにより日本が得たPKを香川真司に決められ、チームも1-2で敗れた[12]。
さらに決勝トーナメント1回戦(対イングランド)でもPKを献上し、コロンビア代表が敗退するきっかけを作ったため、殺害予告が出るなど脅迫を受けた[13]。
個人成績
クラブ
- 2021年5月8日現在[14]
代表歴
出場大会
試合数
- 国際Aマッチ 88試合 0得点(2007年-2018年)[16]
コロンビア代表 | 国際Aマッチ |
年 | 出場 | 得点 |
2007 |
7 |
0
|
2008 |
8 |
0
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2009 |
0 |
0
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2010 |
0 |
0
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2011 |
9 |
0
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2012 |
8 |
0
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2013 |
10 |
0
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2014 |
10 |
0
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2015 |
10 |
0
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2016 |
11 |
0
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2017 |
10 |
0
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2018 |
5 |
0
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通算 |
88 |
0
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脚注
外部リンク