ダビド・オスピナ・ラミレス(David Ospina Ramírez、1988年8月31日 - )は、コロンビア・アンティオキア県イタグイ出身のサッカー選手。カテゴリア・プリメーラA・アトレティコ・ナシオナル所属。コロンビア代表。ポジションはGK。
妹のダニエラ・オスピナは、ハメス・ロドリゲスの元妻である。
経歴
クラブ
母国コロンビアのアトレティコ・ナシオナルでキャリアをスタートし、3年間プレーした後、オリンピック・リヨンに移籍したウーゴ・ロリスの後釜として2008年夏にOGCニースに移籍。当初はリオネル・レティジの控えであったが、すぐに定位置を奪取。ロリスの穴を感じさせないプレーを披露した。2014年3月7日に行われたマルセイユ戦から怪我のためか右足が使えず、長い間全てのキックを左足で行っていた。
2014年ワールドカップでの活躍から評価を高め、アーセナルへ移籍した[1][2]。しかし、ヴォイチェフ・シュチェスニーやペトル・チェフといった実力者の壁は高く、正GKでプレーすることは無かった。
2018年8月17日、SSCナポリへ1シーズンのレンタル移籍[3]。2019年7月4日に、ナポリが3年契約の完全移籍で獲得することを正式に発表した。[4]。
2021-22シーズン終了後にナポリを契約満了で退団し、2022年7月11日にサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ナスルへ自由移籍で加入した[5]。
2024年6月16日、アトレティコ・ナシオナルへ16年ぶりに復帰することが発表された[6]。
代表
2005 FIFAワールドユース選手権にメンバー入りし同年にフル代表デビューを果たした。2007年のキリンカップでは、ベンチ入りしたものの出番がなかった。[7]
コパ・アメリカ2011では代表合宿初日に負傷しメンバーから外れた。
2014 FIFAワールドカップ・南米予選では当初から正ゴールキーパーとして出場し、特に2013年6月に行われたアルゼンチン代表との一戦では活躍を見せた。オスピナはこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ[8]、試合終了後には自軍の監督であるホセ・ペケルマンのみならず、対戦相手のアレハンドロ・サベージャ監督からも称えられた[9][10]。予選終了時には予選出場各国のゴールキーパーのうち最少失点を記録した。
代表歴
出場大会
試合数
- 国際Aマッチ 128試合 0得点(2007年-)[11]
コロンビア代表 | 国際Aマッチ |
年 | 出場 | 得点 |
2007 |
1 |
0
|
2008 |
1 |
0
|
2009 |
8 |
0
|
2010 |
5 |
0
|
2011 |
8 |
0
|
2012 |
8 |
0
|
2013 |
10 |
0
|
2014 |
8 |
0
|
2015 |
12 |
0
|
2016 |
14 |
0
|
2017 |
8 |
0
|
2018 |
11 |
0
|
2019 |
10 |
0
|
2020 |
1 |
0
|
2021 |
16 |
0
|
2022 |
6 |
0
|
2023 |
1 |
0
|
通算 |
128 |
0
|
タイトル
クラブ
- アトレティコ・ナシオナル
- アーセナル
- ナポリ
脚注
外部リンク