EVE(イヴ、1963年11月22日 - )は、日本のポルノ女優、AV女優、ストリッパー。
静岡県田方郡出身[1]。本名、勝又君枝。身長160cm・スリーサイズはB89・W58・H88。血液型はO型。
歌舞伎町、ノーパン喫茶嬢出身[2]、1984年にロマンポルノ『イヴちゃんの花びら』で主演デビュー。『トゥナイト』(テレビ朝日)を始めテレビ番組にもよく取上げられ、ノーパン喫茶の女王、歌舞伎町のアイドルと称された[3]。
神代弓子(くましろ ゆみこ)という芸名でも活躍していた。
中学時代はタレント志望で、様々なオーディションを受け、セミヌードの写真のモデルなどを経験する[4]。私立の女子高を卒業後、地元静岡のデパートに勤めながら休みの日に東京に遊びに行くという生活をしていたが、日収3万円以上という看板を見てノーパン喫茶で働きはじめる[5][6]。1983年9月、歌舞伎町における第二次ノーパン喫茶ブームの中、個室ノーパン喫茶『USA』に在籍中、風俗情報誌『ナイトタイムズ』に掲載されて人気が出る[4]。第一次ノーパン喫茶ブームでは女性が下着を着用せず、腰布姿のウェートレスを客が鑑賞するだけであったが第二次は客が好みの女性を指名し、個室にて手によるサービスを受けることができるというものであった。イヴの人気は店の前に行列ができるほどで[7]、指名客の最高は一日35人にもなった日があった[8]。大学(早稲田、学習院、法政、中央、東海、拓殖、専修他)には二百名以上の後援会が発足する状況にまでなり[5]、一般誌にも特集記事が出て、本人は「急に騒がれだして親には勘当されるし、普通の生活は一生できないと思った。」と語っている[9]。デパートもクビになり[6]地元に婚約者もいたが、東京で働くことを優先し結婚は断ることになった[10]。トゥナイトでは特集が組まれ、静岡から毎日、新幹線で通っているというイヴの一日追っかけレポートも放送された[7]。
1984年2月には『USA』を辞め、まず輸入下着メーカーのチェック・メイトのイメージ・ガールに起用され、同社が3月に新宿で開いたファッション・ショーでモデルを始め[7]、歌手としてもデビューを果し[11]、5月20日新宿駅東口アルタ前広場にて『イヴ祭り』を開催、数千人の観衆を前に歌声を披露[12]、ポルノ映画、アダルトビデオを中心に活動を始める。1986年4月には『笑わせ者たちの伝説』で舞台にも初挑戦する[13]。1987年7月、に17歳年上のビデオ制作会社社長と結婚して引退をするも、翌年離婚。大阪に居を移して、おもに地元のテレビ局を中心にレポーターなどをして活動を再開、1989年には妹の竹田愛美と共にAVシスターズとして活動を始め、姉妹ヌードも披露する[14]。ストリッパーとしても『ノーパン喫茶の女王』という看板の掛けられた全国各地の劇場で公演を行う [7]。ちなみに妹は、竹田愛美名義で何本かのVHSをリリースしたのち、家永翔子と改名してKUKIからAV女優として作品を出している。
主演デビュー作『イヴちゃんの花びら』(にっかつ)と同時期に松田聖子主演の『夏服のイヴ』が公開されている。
趣味にスキューバダイビングとドライヴを上げており[9]、ペットにヘビ15匹、カメと犬2匹を飼っていたこともあるという[15]。
SIDE A
SIDE B
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