インテルナツィオナーレ・ミラノ 2024-25シーズンは、インテルナツィオナーレ・ミラノの創設117年目となる2024-25シーズンを詳述する。
このシーズンでは、国内リーグ戦(セリエA)に加え、コッパ・イタリア、スーペルコッパ・イタリアーナ、UEFAチャンピオンズリーグ、そして25年6月からのFIFAクラブワールドカップに出場する。
シーズン詳細
2024年7月
1日、契約満了によりアレクシス・サンチェス、フアン・クアドラード、デイヴィ・クラーセン、ステファノ・センシ、そしてレンタル期間の終了するエミル・アウデロが退団すると発表された[1][2][3][4][5]。2日、コパ・アメリカ2024にカナダ代表として招集されていたタジョン・ブキャナンが練習中に怪我を負い、4〜5ヶ月の長期離脱になると報道された[6]。7日、SSCナポリに所属していたピオトル・ジエリンスキをフリーで獲得したと発表された[7][8]。9日には、ジェノアCFCからジョゼップ・マルティネスを獲得した[9][10]。12日、シモーネ・インザーギ監督との契約を2026年まで延長すると発表[11]。13日、FCポルトに所属していたメフディ・タレミをフリーで獲得した[12][13]。
2024年8月
6日、ルシアン・アグメをセビージャFCへと放出した[14][15]。11日には、シーズン開幕前最後のプレシーズンマッチをスタンフォード・ブリッジにてチェルシーFCと行い、1-1で引き分けた[16][17]。12日、ラウタロ・マルティネスとの契約を2029年まで延長すると発表された[18][19]。17日のセリエA開幕戦では、0-1からマルクス・テュラムの2ゴール(ドッピエッタ)で逆転したが、90+5分にPKを献上してしまい、ヤン・ゾマーが止めたもののこぼれ球を押し込まれ、2-2で終了と開幕戦を勝利で飾ることができなかった[20]。しかし第2節USレッチェ戦では2-0で勝利し今季初勝利を飾り[21]、次節アタランタBC戦では4-0と快勝した[22]。
2024年9月
代表ウィーク明けの16日に行われた第4節ACモンツァ戦では、なかなかゴールを決められない試合展開から81分に先制されたが、88分にデンゼル・ダンフリースの同点弾でドローに持ち込んだ[23]。19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ初戦かつ、2022-23シーズンのCL決勝カードの再戦となったマンチェスター・シティFC戦では、両チームとも決定機を作るも0-0のドローに終わった[24]。23日の第5節ACミラン戦では1-2で敗北し今季初黒星を喫した[25]。また、2023年から続いていたミラノダービーでの連勝記録が6で止まった。28日にアウェイで行われたウディネーゼ・カルチョ戦では、ダヴィデ・フラッテージの開始43秒弾で先制するも、35分に同点に追いつかれる。しかし、不調に陥っていたラウタロの2ゴールで逃げ切り3-2で勝利した[26]。
2024年10月
2日に行われたCLリーグフェーズ第2戦では、セルビアのレッドスター・ベオグラードと対戦。タレミの1ゴール2アシストもあり、4-0で快勝した[27]。5日の第7節トリノFC戦では、テュラムがハットトリックを達成し3-2で勝利した[28]。20日のASローマ戦では、ハカン・チャルハノールが負傷交代したものの、60分に先制し勝利した[29]。23日のCLリーグフェーズ第3戦、スイスのBSCヤング・ボーイズ戦では90+3分に先制し苦戦するも勝利を収めた[30]。27日に行われたイタリアダービー・ユヴェントスFC戦では、4-4の打ち合いでドローとなった[31]。
2024年11月
6日に行われたCLリーグフェーズ第4戦アーセナルFC戦では、テュラム、バレッラ、ディマルコ、バストーニを控えスタートとしながら、PKでの得点を守り切り勝利を収めた[32][33]。10日に行われた首位SSCナポリ戦では、チャルハノールのミドルシュートが決まり追いつくも、得たPKをチャルハノールが外してしまい、同点に終わった[34]。23日のエラス・ヴェローナFC戦ではホアキン・コレアの1年半ぶりとなる得点などがあり、5-0と快勝した[35]。27日にはダンフリースとの契約を2028年まで延長すると発表された[36]。
2024年12月
1日にアウェーで行われたAFCフィオレンティーナ戦では、16分ごろに相手選手が意識不明になり緊急搬送されるトラブルがあったため、延期された[37]。5日には、25年夏にアメリカで行われるFIFAクラブワールドカップの組み合わせが決定し、グループEとなったインテルは、アルゼンチンのCAリーベルプレート、メキシコのCFモンテレイ、日本の浦和レッドダイアモンズと対戦することが決まった[38]。10日のCLリーグフェーズ第6節バイエル・レバークーゼン戦では、0-0で迎えた90分に決勝ゴールを決められ、CL今季初敗戦を喫した[39]。しかし、16日に行われたセリエA第16節SSラツィオ戦では、6-0の大勝で上位対決を制した[40]。20日のコッパ・イタリアラウンド16では、ウディネーゼ・カルチョに2-0で勝利し、準々決勝進出を決めた[41]。28日には3-0でカリアリ・カルチョに勝利し、リーグ戦17試合12勝4分1敗で2024年を終えた[42]。
所属選手
(出典[43])
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
※括弧内の国旗はその他の保有国籍を、星印はEU圏外選手を示す。
移籍市場
加入
退団
契約延長
プレシーズンマッチ
リーグ戦
順位表
日程
UEFAチャンピオンズリーグ
リーグフェーズ
最終更新は2024年12月11日の試合終了時. 出典:
UEFA順位の決定基準:
順位決定方法(第7節までは、勝点で並んだ場合、順位決定方法の1から5までの基準により順位をつけ、5の基準で並んだチームは同順位としアルファベット順に表示する。)
(E) 敗退;
(T) 出場権獲得だが、出場ラウンドは未確定.
FIFAクラブワールドカップ
グループリーグ
脚注
注釈
出典
関連項目