アブドッラ・シャーヒド[4](ディベヒ語: ޢަބްދުﷲ ޝާހިދު、英語: Abdulla Shahid、1962年5月26日 - )[5]は、モルディブの政治家で、2021年から2022年にかけて第76代国際連合総会議長を務めた[6][7]。シャーヒドは、モルディブの政治家として初めてその役職に就いた。2018年より、モルディブの外務大臣を務めている。
経歴
外務大臣1期目(2007年 - 2008年)
シャーヒドは2007年8月23日から2008年11月11日にかけて外務大臣を務めていたが[8]、この在任期間はマウムーン・アブドル・ガユーム大統領政権末期に当たる。
閣外政治家(2008年 - 2018年)
シャーヒドは、2009年から2014年にかけてモルディブの国民議会議長を務めた[1]。
2013年4月15日、シャーヒドはモルディブ人民党(DRP)から離党した[3]。2013年4月18日、ツイッターでモルディブ民主党(MDP)と契約したことを発表した[9][10]。
外務大臣2期目(2018年 - 現職)
2018年11月17日より外務大臣(再任)。
2022年9月27日、東京で故安倍晋三国葬儀が執り行われ、アハメド・カリール外務担当国務大臣、ハッサン・ソービル駐日大使及びモハマド・アミートゥ・アハメド・マニック副大使と共に参列した[11]。翌28日には、東京で林芳正外務大臣と会談を行った[12]。
国際連合総会議長(2021年 - 2022年、外務大臣と兼任)
2021年6月7日、シャーヒドは、賛成143票、反対48票、棄権・無効票なしの75%の圧倒的多数で第76代国際連合総会議長に選出された[13]。2021年8月27日、東京の首相官邸で菅義偉内閣総理大臣を表敬訪問[14]。
2021年12月23日、シャーヒドは新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性となった[15]。
出典・脚注
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