『Wolfenstein II:The New Colossus』(ウルフェンシュタインII ザ・ニューコロッサス) は、『Wolfenstein: The New Order』の続編となるWolfensteinシリーズの作品である。
マルチプラットフォームで展開された本作は、アメリカ合衆国では2017年10月27日に発売され、日本では2017年11月23日に発売された。
本作は前作に引き続き、シングルプレイ専用のゲームとなっている。序盤から怒涛のアクションが繰り広げられるように作られている。個性的なレジスタンス達やアドルフ・ヒトラー本人も登場するなど、非常に内容の濃いドラマもある。
第35回ゴールデン・ジョイスティック賞(The Golden Joystick Awards)やThe Game Awards(ゲームアワード)などにノミネートもされている[1][2]。
ストーリーは前作エピローグの直後からスタートする。レジスタンス「クライソー・サークル」に所属するB.J.ブラスコヴィッチは、宿敵であるナチスのデスヘッド親衛隊大将を倒す事に成功するも、彼の死に際の自爆に巻き込まれて重症を負い、ギリギリの状態で生き延びることに成功した。
ブラスコヴィッチは一命を取り留めるも下半身不随となってしまう。しかしナチスの魔の手は否応なく襲いかかり、親衛隊大将と昇進したフラウ・エンゲルの襲撃により、リーダーのキャロラインを失ってしまう。ブラスコヴィッチは満身創痍の身ながらキャロラインの意思を継ぎ、世界をナチスの支配から解放するべく世界中から仲間を集め、恐ろしい野望を打ち砕く為の革命を開始する。
今作から左右にそれぞれ別種の銃を持つ事が可能となった。武器の強化は各所で拾えるアップグレードキットを用いて任意に行う形式へと変更された。一度強化した項目は強化前の状態に戻す事が出来る。
物語の進行で入手可能な能力を強化する装備。