UEFAチャンピオンズリーグ 2021-22 |
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大会概要 |
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日程 |
2021年6月22日 - 2021年8月25日(予選) 2021年9月14日 - 2022年5月28日(本大会) |
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チーム数 |
32(本大会) 80(合計) |
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大会結果 |
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優勝 |
レアル・マドリード (14回目) |
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準優勝 |
リヴァプール |
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大会統計 |
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試合数 |
125試合 |
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ゴール数 |
380点 (1試合平均 3.04点) |
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総入場者数 |
4,327,255人 (1試合平均 34,618人) |
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得点王 |
カリム・ベンゼマ(15点) |
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< 2020-212022-23 > |
UEFAチャンピオンズリーグ 2021-22(UEFA Champions League 2021-22)は、67回目のUEFAチャンピオンズリーグである。2022年5月28日にフランス・サン=ドニのスタッド・ド・フランスで決勝が行われ、レアル・マドリードが4年ぶり14回目の優勝を果たした。
今シーズンは、1998-99シーズンまで行われていたUEFAカップウィナーズカップ以来、欧州3大カップ(UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグ、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ)が開催されるシーズンとなる。
チャンピオンズリーグの形式そのものの変更はないが、チャンピオンズリーグ予備予選・予選1回戦で負けたチームは、ヨーロッパリーグではなくヨーロッパカンファレンスリーグに、予選2回戦以降で負けたチームはヨーロッパリーグに移行する。
また、優勝クラブは2022 UEFAスーパーカップやFIFAクラブワールドカップ2022とFIFAクラブワールドカップ2025の出場権を獲得する。
ルールの改訂
出場枠
55カ国のUEFAメンバー団体のうち、国内リーグを有さないリヒテンシュタイン[2][注釈 1]を除く54か国、合計80チームが今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグに参加する。各国の出場枠数は、2015-16シーズンから2019-20シーズンまでの過去5シーズンに実施されたUEFAチャンピオンズリーグおよびUEFAヨーロッパリーグでの獲得ポイントを対象としたUEFAランキング2020によって決定された。
協会ランキング
出場権の配分
UEFAチャンピオンズリーグ 2020-21決勝でチェルシーが優勝し、プレミアリーグ4位以上にに与えられる予定だったグループステージ出場枠が空いたため、各協会の参加ラウンドは以下のように変更された。
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初登場 (78チーム)
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前ラウンド勝者
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予備予選 (4チーム)
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予選1回戦 (32チーム)
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- 20位から51位の国内リーグ優勝の31チーム(リヒテンシュタインを除く)
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予選2回戦 (26チーム)
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チャンピオンズ パート (20チーム)
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リーグ・パート (6チーム)
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予選3回戦 (20チーム)
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チャンピオンズ パート (12チーム)
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リーグ・パート (8チーム)
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- 7位から9位の国内リーグ2位の3チーム
- 5位・6位の国内リーグ3位の2チーム
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プレーオフ (12チーム)
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チャンピオンズ パート (8チーム)
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リーグ・パート (4チーム)
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グループステージ (32チーム)
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- ヨーロッパリーグ20-21優勝のチーム
- 1位から11位の国内リーグ優勝の11チーム
- 1位から6位の国内リーグ2位の6チーム
- 1位から4位の国内リーグ3位の4チーム
- 1位から4位の国内リーグ4位の4チーム
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- チャンピオンズ・パートのプレーオフ勝者の4チーム
- リーグ・パートのプレーオフ勝者の2チーム
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決勝トーナメント (16チーム)
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- グループステージ1位の8チーム
- グループステージ2位の8チーム
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出場チーム
Notes
- ^ エストニア (EST): 2020メスタリリーガは、新型コロナウイルスのエストニアでの大流行の影響で、シーズンが短縮された上、1試合が未消化となったものの、シーズン成績は有効とされたため、優勝したフローラ・タリンが予選1回戦から参加する。
- ^ フィンランド (FIN): 2020ヴェイッカウスリーガは、新型コロナウイルスのフィンランドでの大流行の影響で、プレーオフが中止されたものの、レギュラーシーズンの成績によりシーズン成績は有効とされたため、優勝したHJKが予選1回戦から参加する。
- ^ アイスランド (ISL): 2020ウルヴァルステイルトは、新型コロナウイルスのアイスランドでの大流行の影響で、シーズンが途中で打ち切られたものの、アイスランドサッカー協会より、シーズン成績は有効とされたため、1試合当たりの平均勝ち点によってヴァルルが優勝となり予選1回戦から参加する。[3]
- ^ マルタ (MLT): 2020-21マルタ・プレミアリーグは、新型コロナウイルスのマルタでの大流行の影響で、シーズンが途中で打ち切られたものの、マルタサッカー協会より、シーズン成績は有効とされたため、打ち切られた段階で首位にいたハムルーン・スパルタンズが優勝となり予選1回戦から参加する予定だった。その後、八百長をめぐってヨーロッパの大会に出場することを禁じられたため、準優勝のヒバーニアンズが繰り上がって出場する[4][5][6]
大会日程
日程は以下の通り[7]。予選予選の決勝(金曜日)と本戦の決勝(土曜日)を除いて、すべての試合は火曜日と水曜日に行われる。 予選3回戦の第2戦は、翌日がUEFAスーパーカップのため、火曜日にのみ行われる。 プレーオフラウンドから、キックオフ時間は、18:45(以前の18:55ではなく)と21:00 CEST / CETの予定となっている。
グループステージ抽選を除くすべての抽選は、スイスのニヨンにあるUEFA本部で現地時間12:00に開催される。
ステージ
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ラウンド
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組み合わせ抽選会
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第1戦
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第2戦
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予選
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予備予選
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2021年6月8日
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2021年6月22日 (準決勝)
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2021年6月25日 (決勝)
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1回戦
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2021年6月15日
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2021年7月6・7日
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2021年7月13・14日
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2回戦
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2021年6月16日
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2021年7月20・21日
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2021年7月27・28日
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3回戦
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2021年7月19日
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2021年8月3・4日
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2021年8月10日
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プレーオフ
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プレーオフ
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2021年8月2日
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2021年8月17・18日
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2021年8月24・25日
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グループステージ
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第1節
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2021年8月26日
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2021年9月14・15日
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第2節
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2021年9月28・29日
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第3節
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2021年10月19・20日
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第4節
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2021年11月2・3日
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第5節
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2021年11月23・24日
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第6節
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2021年12月7・8日
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決勝トーナメント
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ラウンド16
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2021年12月13日
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2022年2月15日・16日、22日・23日
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2022年3月8日・9日、15日・16日
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準々決勝
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2022年3月18日
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2022年4月5日・6日
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2022年4月12日・13日
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準決勝
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2022年4月26日・27日
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2022年5月3日・4日
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決勝
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2022年5月28日 スタッド・ド・フランス, フランス・サン=ドニ
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予選
予備予選
予備予選の組み合わせ抽選会は、2021年6月8日に行われた[8]。中立地のアルバニアで準決勝は2021年6月22日に行われ、決勝は同年6月25日に行われた。敗退した3チームはヨーロッパカンファレンスリーグの予選2回戦へ進む。
予選1回戦
予選1回戦の組み合わせ抽選会は、2021年6月15日に行われた[9]。第1戦は2021年7月6・7日に行われ、また第2戦は同年7月13・14日に行う。敗北したチームはヨーロッパカンファレンスリーグ・予選2回戦へと回るが、1チームのみヨーロッパカンファレンスリーグ・予選3回戦へと回る。
- 注釈
予選2回戦
予選2回戦の組み合わせ抽選会は、2021年6月16日に行われた[10]。第1戦は2021年7月20・21日に、また第2戦は同年7月27・28日に行う。
予選3回戦
予選3回戦の組み合わせ抽選会は、2021年7月19日に行われた[11]。第1戦は2021年8月3・4日に、また第2戦は同年8月10日に行う。
- 注釈
- ^ プラハでの同日・連日開催を避けるため、組み合わせ抽選会後に第1戦、第2戦の日程が入れ替えられた。
プレーオフ
プレーオフの組み合わせ抽選会は、2021年8月2日に行われた[12]。第1戦は2021年8月17・18日に、また第2戦は同年8月24・25日に行われる。
グループステージ
グループステージ出場チーム グループA;
グループB;
グループC;
グループD
グループE;
グループF;
グループG;
グループH
グループステージの組み合わせ抽選会は2021年8月26日にトルコのイスタンブールで行われる。32チームが4チームずつ8グループに振り分けられるが、同じ協会から複数のチームが参加した場合は同じグループにはならない。また、ロシアとウクライナのチームが同じグループに入ることも排除される。
前シーズンチャンピオンズリーグ優勝チームとヨーロッパリーグ優勝チームとUEFAカントリーランキングの上位6か国の優勝チームがポット1に、残りのチームがUEFAクラブ係数に基づいてポット2~4に振り分けられる。
各グループの4チームはホーム・アンド・アウェーの2回戦総当たり戦 (各チーム6試合)を実施する。試合は第1節が9月14・15日、第2節が9月28・29日、第3節が10月19・20日、第4節が11月2・3日、第5節が11月23・24日、第6節が12月7・8日に実施される。各グループ1位と2位の合計16チームは、決勝トーナメントに進出し、各グループ3位の8チームはUEFAヨーロッパリーグ 2021-22の決勝トーナメントプレーオフに回る。
グループステージ初出場はシェリフ・ティラスポリのみで、モルドバリーグのディヴィジア・ナツィオナラのクラブとして初のグループステージ進出を果たした[13]。
また出場チームのユースチームはUEFAユースリーグ 2021-22に参加する。
出場チーム
ポット分けは以下の通りとなる。
凡例
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ラウンド16に進出
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ヨーロッパリーグ・決勝トーナメントプレーオフに進出
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グループリーグ敗退
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- 注
グループA
グループB
グループC
グループD
グループE
グループF
グループG
グループH
決勝トーナメント
ラウンド16
ラウンド16の組み合わせ抽選会は2021年12月13日(日本時間20時)に行われた。
最初の抽選時、ビジャレアルの対戦カードを決める際に、誤ってマンチェスター・ユナイテッド(両チームが同じグループに属していたので、抽選で当たらないようになる)のボールを入れてしまい、抽選で引き当ててしまった。
その場で、別のカードを引き直し、マンチェスター・シティに決まったものの、続くアトレティコ・マドリードの対戦カードの抽選時に、誤ってリヴァプール(両チームが同じグループに属していたので、抽選で当たらないようになる)のボールを入れてしまった上、対戦可能なマンチェスター・ユナイテッドのボールが入れられていなかった。この件についてアトレティコが抽選直後にUEFAへ抗議を行った
UEFAは事態を重く受け止め、不公平がないよう再度抽選を行うことを決定。日本時間23時より、再度抽選を行なった。[15]
準々決勝
準決勝
決勝
脚注
注釈
出典
外部リンク
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UEFAチャンピオンズカップ(1955-1992) | シーズン | |
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決勝 | |
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UEFAチャンピオンズリーグ(1992-現在) | シーズン | |
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決勝 | |
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- 男子(EURO, U-21, U-19, U-17, NL) - 女子(EURO, U-19, U-17) - 男子クラブ(CL, EL, ECL, SC, YL) - 女子クラブ(CL)
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