FIFAクラブワールドカップ2013・決勝(FIFAクラブワールドカップ2013・けっしょう、英: 2013 FIFA Club World Cup Final)は、国際サッカー連盟(FIFA)により開催されたFIFAクラブワールドカップ2013の決勝戦である。
試合は2013年12月21日にモロッコ・マラケシュのスタッド・ド・マラケシュで開催され、UEFAチャンピオンズリーグ2012-13を優勝したヨーロッパ王者のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)と、開催国王者のラジャ・カサブランカの間で行われた[1][2]。
決勝までの道のり
バイエルン・ミュンヘン
バイエルン・ミュンヘンは、UEFAチャンピオンズリーグ 2012-13の決勝でボルシア・ドルトムントを2-1で下して優勝し、FIFAクラブワールドカップ2013の出場権を獲得した。FIFAクラブワールドカップ出場はこれが初めてだが、前身のインターコンチネンタルカップには1976年と2001年の2度出場し、いずれも優勝している[3]。今大会では、準決勝で中国の広州恒大を3-0で破り決勝に進出している[4]。
ラジャ・カサブランカ
ラジャ・カサブランカは、ボトラ2012-13を優勝して開催国代表としての出場権を獲得した。FIFAクラブワールドカップ出場は、 2000年第1回大会以来の2回目である。また、開催国代表としての決勝に進出するのは 2000年のコリンチャンス以来の2チーム目であり[5][6]、アフリカのチームとしても2010年のTPマゼンベに続く2チーム目のファイナリストだった[7]。今大会では、プレーオフラウンドでニュージーランドのオークランド・シティ[8]、準々決勝でメキシコのモンテレイ[9]、準決勝でブラジルのアトレチコ・ミネイロを破り決勝に進んでいる[10]。
試合
概要
試合開始後7分、バイエルン・ミュンヘンはジェルダン・シャチリのコーナーキックをジェローム・ボアテングが頭で落とし、DFダンテが、ラジャ・カサブランカのゴールキーパーのカリド・アスクリをかわしてシュートを放ち得点を挙げた。22分、チアゴがダヴィド・アラバの左サイドからのパスを受け、ペナルティエリアの端から右足でシュートを放ち、バイエルンは2点目を奪った。バイエルンは後半の中盤に3点目を追加するチャンスがあったが、シャチリのシュートはクロスバーを直撃し、チアゴのリバウンドを拾ったシュートはゴールを大きく外れた。後半、ラジャ・カサブランカのビアンニー・マビデが放ったシュートはバイエルンのゴールキーパーマヌエル・ノイアーを襲ったがノイアーが防ぎ、リバウンドを拾ったキャプテンのムフシン・ムトゥアリがゴールエリアのすぐ外側からシュート放ったが、得点には至らなかった[11][12]。
詳細
脚注
外部リンク