『D.C. Dream X'mas 〜ダ・カーポ〜 ドリームクリスマス』は、2010年12月24日にCIRCUSから発売されたアダルトゲームソフト。
初回限定版のみの1種リリース。特典として公式サイトなどでは『11大特典+α』とあげており、計13特典が同梱され、CIRCUS史上最多の特典数となった。また『11大特典』というのはCIRCUSの11周年を記念しての意が込められている。
内容は、『D.C. 〜ダ・カーポ〜』と『D.C.II 〜ダ・カーポII〜』のキャラクターが総出演しているクロスオーバー作品。また、本作には『D.C. 〜ダ・カーポ〜』シリーズの次のナンバリングタイトルである『D.C.III 〜ダ・カーポIII〜』の最新情報が同梱されている。
パッケージには、朝倉音姫、朝倉由夢、白河ことりが描かれている。
本作の公式サイトでは、カウントダウンイラストが公開されており、封入特典に参加した作家がイラストを手掛けている。なお、CIRCUSのtororoが「団長職」を退任してから初の『D.C. 〜ダ・カーポ〜』シリーズ作品。
どちらの場合においても主人公の純一と義之はお互いに遭遇しない。
時は2002年初音島、一年中咲いていた桜の花が散ってしまってから初めての冬。恋人のいない朝倉純一は、クリスマスを一緒に過ごす相手を思い浮かべるとき朝倉音夢と白河ことりの顔が脳裏に浮かぶ。そして、クリスマスパーティーを前にひょんなことから純一や音夢、ことりなどの面々が半世紀未来の初音島に飛ばされてしまう。純一たちは元いた時代に戻る方法を探すことになった。
最初の選択肢で音夢のシナリオとことりのシナリオに分岐し、シナリオ内容がほぼ別のものとなる。どちらにも登場する杉並以外に音夢のシナリオでは、さくら、美春、水越姉妹、工藤が登場し、ことりのシナリオでは、みっくん、ともちゃんが登場する。 音夢のシナリオでの美春、水越姉妹、工藤はそれぞれのルート後という設定で純一に対し明確な感情をみせるが、純一と音夢は音夢ルートの後または途中という設定である。
時は2055年初音島、クリスマスパーティーを翌日に控えた12月22日、クラスの出し物である「セクシー寿司パーティー(SSP)」の準備に追われていた義之たち。そんな中学園長の芳乃さくらに呼び出された義之は偶然、鉄製の扉を発見する。その扉の向こうで見た立て看板には「風見学園 創立7年 クリスマスパーティー」と書かれていた。驚いた義之は、音姫や由夢、ななかなどの面々と共に扉の向こうの世界を調査することになる。
最初の選択肢で朝倉姉妹のシナリオとななか、杏のシナリオに分岐する。シナリオ内容はほぼ同一だが、一部設定が異なっている部分がある。どちらにも登場する渉と杉並以外に朝倉姉妹のシナリオではまゆきとエリカ、ななか、杏のシナリオでは小恋と茜が登場する。
クリスマスツリーの星を探しにすごろく形式でダンジョンを攻略する、あるぴじ学園風のダンジョンRPG風ミニゲーム。プレイヤーキャラは、白河ことり、朝倉音姫、月島小恋。ラスボスは胡ノ宮環。