『ANNニュース』(エイエヌエヌニュース)は、キー局のテレビ朝日(旧日本教育テレビ→全国朝日放送)をはじめANN加盟各局で放送している日本のニュース番組であり、またその総称である。現在、朝・昼(午前11時台後半)に放送されている。2003年10月のテレビ朝日の社屋移転を機にタイトルロゴは「ANN NEWS」という英字表記を使用。
NETテレビ開局当初は朝日新聞社と東映が運営する朝日テレビニュース社(後のNET朝日制作 → テレビ朝日映像)が制作した「NETニュース(朝日新聞制作)」が前身である。1970年、ANNが設立されるとこの名残りからNETや朝日新聞の資本が強い地方局では「ANNニュース 協力・朝日(新聞)」とクレジットされたが、近畿地方では毎日放送が『MBSニュース ANN』と番組タイトルを差し替えて放送した(ただしNETニュースのネットは1960年度からで、MBSテレビ開局当時の1959年はMBSの自社制作放送で行われていた)。
腸捻転 解消後は毎日放送に代わり、朝日放送が加盟局になり、1975年4月改編を機に、各時間帯毎に固有の名称に改題。『ANNニュース』はスポットニュースのみとなった。その後は順次『ANNニュース』への差し戻しが行われる格好となり、現在に至る。
1970年1月のANN発足当初から1975年3月まで『ANNニュース』として放送された。中京圏ではANN発足当初から1973年3月は名古屋テレビ放送と中京テレビ放送の2局並列での加盟であり、昼と夕方はNBN、他はCTVが取材・ネット受けを担当していたが、CTVは1971年3月まで放送開始が9時だった為に放送されなかった。
1975年4月『ANNニュースセブン』に改題し、さらに1987年10月には放送時間の繰り上げにより『ANNニュースフレッシュ』へ改題。
2003年9月29日に再開。再開時期はテレビ朝日の本社移転と同じであり、報道局に面したニュースルームから放送。
2004年4月からオープニングに独自ジングルを使用[注釈 4]、情報番組に内包される形となった。以降は番組内の1コーナーとしての演出を行なっている。
2013年4月からはクロマキー合成を使用。『やじうまテレビ!』→『グッド!モーニング』のスタジオセットから放送しているように演出し、テーマ曲及びテロップ類も同番組に合わせたものを使用している(2013年4月 - 9月は一部を除き『スーパーJチャンネル』仕様のテロップを使用していた)。
土曜(過去には日曜も)は、30秒間のCMが入り、CM前にエンディングテーマが流れる。2009年4月から土曜・日曜においても、平日同様のテロップを使用。かつてはオープニングは専用のショートバージョンだったが、2009年7月より土曜昼のニュースと共用に差し替えられた。2010年7月からは、オープニング、テロップともに『ANNニュース』独自のものを使用。
日曜は2017年10月1日から『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日・朝日放送テレビ・メ〜テレ共同制作)開始に伴い、番組の1コーナーとしての放送に移行した[1]。
その後2024年10月6日から、『グッド!モーニング』日曜版開始に伴い、日曜も平日同様テーマ曲及びテロップ類も同番組に合わせるようになった(ただしスタジオセットは平日版と異なり報道フロアからとなっている)。
2020年6月13日放送分から、土曜朝のニュースでは『東京手話通訳等派遣センター』の協力による手話通訳放送が実施されている[2][注釈 5]。
天気予報は、系列局の県庁所在地の天気を伝える(東日本大震災発生以後5年間までの2016年3月まで、主要被災地5地点〈八戸市、宮古市、石巻市、相馬市、小名浜〉の天気も表示していた)。
1970年1月のANN発足当初から1975年3月までは『ANNニュース』として放送されたが、1975年4月『ANNニュースライナー』に改題された。しかし、1993年4月から『ザ・ニュースキャスター・第1部』に内包されることとなり、『ANNニュース』を再開。
この昼のニュースだけは、フルネット24局に加え福井放送、テレビ宮崎のクロスネット2局(いずれもサブ加盟)を含めたANN加盟局の26局全てがネットして生放送されている[注釈 6]。
オープニングはCG付きの通常のバージョン。音声はステレオ放送。2000年10月からは他の時間帯に先駆けて、ロゴが英字表記となり、スタジオパートやフラッシュニュースにBGMが流れる。2008年3月31日より、リアルタイム字幕放送を実施。2011年から2014年まで、夏季の出演アナウンサーの服装はノーネクタイにジャケットというクールビズスタイルで出演。2014年4月1日よりオープニングが簡略化され、テーマ曲も週末朝・昼などとは別物の曲が使用されるようになった。また、2021年4月以降は内包先の『大下容子 ワイド!スクランブル・第1部』の総合司会・大下容子(テレビ朝日アナウンサー)が「続いては報道フロアから○○さん!」と呼び掛けたところでニュースが開始されるが、同番組を「ANNニュース」パートのみネットする系列局があることから、オープニングの後報道フロアに映像が切り替わった際、担当アナウンサーは受け答えはせずに「こんにちは」とだけ言ってすぐニュースを読み始めている。
福井放送のみ2007年10月より11:54で飛び降りている。
スタジオは、2000年10月から2018年9月まで報道局・ニュースルーム内のクロマキーベース(緑色の背景のみのスペース)[注釈 7]から放送されていた。
後半はローカルニュースに差し替えることが出来る。土日放送分について、テレビ朝日(関東ローカル)では天気予報コーナーが設けられていない。これはかつて本番組直前に放送していたローカルニュース番組『首都圏ライナー』(1993年4月より『首都圏ニュース』に改題)が別に編成されており、天気予報も同番組で放送されていた時の名残がそのまま残っているためである。
平日・土曜日は1970年1月のANN発足と同時に放送開始。現在の『ANNスーパーJチャンネル』の源流のニュース枠である。
1972年10月からはローカルニュース枠の『(旧)ANNニュースレーダー』と平行して放送されていたが、1975年4月、全国ニュースが『(新)ANNニュースレーダー』、ローカルニュースが『ANN首都圏ニュース』に改題された。
日曜日は1979年3月まで『朝日新聞テレビ夕刊』を放送、1979年4月から『ANNニュースレーダー』に変更されており、定時番組としての『ANNニュース』の放送は一度もない。
最終版ニュースとしては、1970年1月のANN発足後も従来の『NET 夜のワイドニュース』を『ANN 夜のワイドニュース』と改題して放送されていたが、1971年4月、放送時間の短縮に伴って『ANNニュース』となった。1975年10月から『ANNニュースファイナル』に改題された[注釈 11]。
その後、1987年10月改編以来、22時以降のANN加盟局のニュースにすべて固有の名称がついた。2000年4月から1年間、土曜深夜のみレギュラー枠としての最終版『ANNニュース』が放送、それまで最終版ニュースとスポーツニュースを内包していた『検証ドキュメンタリー ザ・スクープ』が夕方枠へ再移動した際に、最終版ニュースとスポーツニュースを別番組としたため(スポーツニュースは『速報!スポーツCUBE』で対応)。
2024年10月時点では、平日は『報道ステーション』、土曜日は『サタデーステーション』、日曜日は『有働Times』がそれぞれANNの最終版ニュースとなり、年末年始で当該番組が休止する期間中のみ、当該時間帯としての『ANNニュース』を放送(下記参照)。また、国政選挙の投開票日と重なる日曜日の場合は『選挙ステーション』の第2部終了後(概ね深夜2時台)に同番組内包扱いで『ANNニュース』を20 - 30分間放送する。
なお、『ニュースステーション』および、放送開始当初の『報道ステーション』はANN系列局は制作協力扱いとなっており、ANNとしての最終版ニュースとして放送されなかった時期があった。
平日・土曜日は1970年1月のANN発足時に開始。日曜日のみ1983年10月放送開始。字幕放送が2012年4月からは土曜日・日曜日の放送でも実施。平日は2014年3月をもって、日曜日は2015年3月をもって、土曜日は2016年4月2日をもって、それぞれ午後枠の改編に伴い廃枠となった。
2021年10月4日から平日に限り、13:49 - 13:54の放送枠でスポットニュース枠が復活した[4]。これにより、同日より夕方の『スーパーJチャンネル』が5分繰り下げられ、16:45開始となった。2023年10月2日から、放送時間を13:50 - 13:55に変更すると共に、『スーパーJチャンネル』の放送開始時間を16:45から、さらに3分繰り下げて16:48に変更される。
2025年3月31日から、3月28日をもって放送を終了した東京都の広報番組である『東京サイト』の放送枠を吸収して、13:45 - 13:55に放送枠が5分拡大された。
1970年1月のANN発足から存在する放送枠。当初は1日に複数回以上の放送があったが、1975年4月以降は徐々に芸能ニュースやスポーツニュース、ミニ番組に置き換えられ、他局同様に20:54のみとなり、のちに廃止された。
平日は2019年9月現在、『ANNスーパーJチャンネル』の終了時刻(19:00)と『報道ステーション』の開始時刻(21:54)の間が短いことから放送されていない。ただし、年末年始など『報道ステーション』が休止される場合は放送されることがある。(一部例外有り)。
一方、週末は、2017年4月8日[注釈 17]までは、『ANNスーパーJチャンネル週末版』の終了時刻(18:00)から『ANN NEWS&SPORTS』の開始時刻(翌日未明0時台)までの間が長かったことから、20:54 - 20:58の枠で長年にわたり放送されていたが、同月22・23日から、『サタデーステーション』『サンデーステーション』(土・日曜20:54 - 21:54)を開始するのに伴い廃枠となり[8]、現在は放送されていない。
夕方は一時期、『スーパーJチャンネル』の差し替えとして放送した。
また、大晦日や正月三が日に差し掛かる日曜朝は『サンデーLIVE!!』→『グッド!モーニング』が放送休止となる日があり、その場合は代替として5時50分から10分間放送する[9][10][11][12]。
休まずに放送されている。地方局では任意ネットとなるが、通常枠ではネットしない系列局でも放送されることがある。担当アナウンサーは昼のニュースの担当者、あるいは『スーパーJチャンネル』の女性キャスターが兼務することがある。
不定期放送。通常のスポットニュースより項目数が多い。また、『あすの空もよう』は放送されず、本番組の中で天気予報を伝える。また、オープニング・エンディングが流れる。オープニングは週末朝・土曜昼バージョンと共用で、2005年頃から2009年年始までは省略されていた。また、2008年末は午後のスポットニュース同様エンディングが流れる際に提供クレジットが表示されていた(年末年始以外は担当アナウンサーが挨拶する時のみ表示)。担当のアナウンサーは最終ニュースの担当者が兼任することがある。
2009年末・2010年始は12月29日(21:54 - )、1月1日、3日(20:54 - )に放送された。2010年末・2011年始は1月1日のみだった。
23 - 翌0時台に10 - 15分間放送。
日曜日夕方は『朝日新聞テレビ夕刊』を放送。
午後は特記以外5分間放送。夜は1972年9月まで4分間、1972年10月から1975年9月まで5分間放送。
YouTubeにおいて、「ANNnewsCH」のチャンネル名で最新のニュース映像を配信している。
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