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2006年のレッドブル・エアレース世界選手権
前年:	2005	翌年:	2007

2006年レッドブル・エアレース・ワールドシリーズでは、2006年 3月18日から11月19日まで行われた通算4回目のレッドブル・エアレース・ワールドシリーズについて述べる。

2006年の開催地は、オランダ・ロッテルダム、オーストリア・ツェルトベク（英語版）、アイルランド・ロック・オブ・キャシェル（英語版）などで、試合数は前年の7から9へと増え、新たにスペイン・バルセロナ、ドイツ・ベルリン、ロシア・サンクトペテルブルク、トルコ・イスタンブール、オーストラリア・パースが加わる。サンクトペテルブルク戦は中止となったほか、イギリス・ロングリート戦が強風のため、予選の結果がそのまま公式戦の結果として採用された。

前年は欠場していたアメリカのマイケル・グーリアンが再参戦。同じくアメリカのカービー・チャンブリスが4戦で優勝し、総合得点で2位のハンガリーのピーター・ベゼネイを3ポイント上回る38ポイントで総合優勝した。前年のチャンピオン、マイク・マンゴールドは30ポイントで3位だった。

レース日程

ラウンド	開催日	国	地域
1	3月18日	アラブ首長国連邦	アブダビ（ザイード・ポート）
2	5月06日	スペイン	バルセロナ（ボガテル・ビーチ / ノヴァ・イカリア・ビーチ）
3	5月27日	ドイツ	ベルリン（テンペルホーフ国際空港）
4	6月17日	ロシア	サンクトペテルブルク（ネヴァ川）
5	7月29日	トルコ	イスタンブール（金角湾）
6	8月20日	ハンガリー	ブダペスト（ドナウ川）
7	9月02日	イギリス	ウィルトシャー・ロングリート
8	10月7日	アメリカ合衆国	カリフォルニア州サンフランシスコ（マリーナ・グリーン / アクアティック・パーク）
9	11月19日	オーストラリア	パース（スワン川）

順位	1位	2位	3位	4位	5位	6位	7位-11位
ポイント	6	5	4	3	2	1	0

順位	パイロット	第1戦	第2戦	第3戦	第4戦	第5戦	第6戦	第7戦	第8戦	第9戦	総合得点
1	カービー・チャンブリス	1	3	1	中止	1	5	3	1	3	38
2	ピーター・ベゼネイ	3	1	2		3	DQ	2	2	1	35
3	マイク・マンゴールド	2	2	3		4	3	4	4	4	30
4	ポール・ボノム	7	8	6		2	2	1	3	2	26
5	マイケル・グーリアン	6	9	5		DNS	4	5	5	6	11
6	スティーヴ・ジョーンズ	8	10	7		8	1	DQ	DQ	5	8
7	クラウス・シュロット	DQ	4	4		9	7	8	6	10	7
7	ニコラス・イワノフ	5	5	9		5	6	9	9	9	7
9	アレハンドロ・マクレアン	4	7	DNS		7	8	7	DQ	7	3
9	ナイジェル・ラム	9	6	8		6	DQ	6	8	8	3
11	フランク・ヴェルスティーグ	10	11	10		10	DQ	10	DQ	11	0

凡例：

使用機	メーカー	パイロット
Extra 300L	エクストラ	フランク・ヴェルスティーグ
Extra 300S	エクストラ	ピーター・ベゼネイポール・ボノムニコラス・イワノフナイジェル・ラムクラウス・シュロット
MX2	MXRテクノロジーズ	マイケル・グーリアン（アブダビ戦のみ）ナイジェル・ラム（サンフランシスコ戦のみ）フランク・ヴェルスティーグ（サンフランシスコ戦のみ）
Velox Revolution 1	ヴェロックス・アビエーション	ピーター・ベゼネイ（アブダビ戦練習のみ）
ジブコエッジ540	ジブコ・エアロノーティクス	ピーター・ベゼネイポール・ボノムカービー・チャンブリススティーヴ・ジョーンズアレハンドロ・マクレアンマイク・マンゴールド