1966年全米選手権 (テニス)
1966年 全米選手権(1966ねんぜんべいせんしゅけん)に関する記事。
大会の流れ
- 1881年から1967年まで、全米選手権は各部門が個別の名称を持ち、大会会場も別々のテニスクラブで開かれた。これが他の3つのテニス4大大会と大きく異なる点である。
- 男子シングルス 名称:全米シングルス選手権(U.S. National Singles Championship)/会場:ニューヨーク市クイーンズ区フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1924年-1977年)
- 女子シングルス 名称:全米女子シングルス選手権(U.S. Women's National Singles Championship)/会場:フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1921年-1977年)
- 男子ダブルス 名称:全米ダブルス選手権(U.S. National Doubles Championship)/会場:マサチューセッツ州ボストン市、ロングウッド・クリケット・クラブ (1946年-1967年まで)
- 女子ダブルス 名称:全米女子ダブルス選手権(U.S. Women's National Doubles Championship)/会場:ボストン、ロングウッド・クリケット・クラブ (1946年-1967年まで)
- 混合ダブルス 名称:全米混合ダブルス選手権(U.S. Mixed Doubles Championship)/会場:フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1942年-1977年)
- 1967年までは、男子ダブルス・女子ダブルスの2部門がボストンの「ロングウッド・クリケット・クラブ」で開かれ、他の3部門(男女シングルス・混合ダブルス)はフォレストヒルズで行われた。
シード選手
男子シングルス
- マニュエル・サンタナ (ベスト4)
- ロイ・エマーソン (ベスト4)
- デニス・ラルストン (4回戦)
- トニー・ローチ (3回戦)
- アーサー・アッシュ (3回戦)
- クリフ・ドリスデール (3回戦)
- クラーク・グレーブナー (ベスト8)
- クリフ・リッチー (2回戦)
女子シングルス
- マリア・ブエノ (優勝、2年ぶり4度目)
- ビリー・ジーン・キング (2回戦)
- ナンシー・リッチー (準優勝)
- フランソワーズ・デュール (ベスト8)
- ロージー・カザルス (ベスト4)
- ノルマ・ベイロン (ベスト8)
- バージニア・ウェード (ベスト8)
- ドナ・フェールズ (1回戦)
大会経過
男子シングルス
準々決勝
- マニュエル・サンタナ vs. ビル・ボウリー 6-8, 6-2, 8-6, 5-7, 6-4
- ジョン・ニューカム vs. マーク・コックス 3-6, 6-1, 3-6, 6-2, 6-1
- フレッド・ストール vs. クラーク・グレーブナー 6-3, 6-4, 6-2
- ロイ・エマーソン vs. オーウェン・デビッドソン 10-12, 6-4, 6-3, 6-2
準決勝
女子シングルス
準々決勝
準決勝
決勝戦の結果
外部リンク
- 全米オープンの歴史 (英語、全米オープンテニス公式サイト内)
- 抽選表・シード選手:男子・女子 (男子はGrand Slam Tennis Archive、女子はTennisForum.com提供スレッドによる)
参考文献
- Roger M. Williams, “The U.S. Open: Game, Set, Unmatched”(全米オープン-ゲーム・セット・試合は続く) Time-Life Books, New York (1997) ISBN 0-7835-5260-2 各部門ごとの開催地について、本書の189ページを参照した。
- Bud Collins, “Total Tennis: The Ultimate Tennis Encyclopedia” Sport Classic Books, Toronto (2003 Ed.) ISBN 0-9731443-4-3
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