鹿屋市立鹿屋女子高等学校

鹿屋市立鹿屋女子高等学校
正門
地図北緯31度23分05.6秒 東経130度50分20.5秒 / 北緯31.384889度 東経130.839028度 / 31.384889; 130.839028座標: 北緯31度23分05.6秒 東経130度50分20.5秒 / 北緯31.384889度 東経130.839028度 / 31.384889; 130.839028
国公私立の別 公立学校
設置者 鹿屋市
学区 大隅学区
校訓 正しく 優しく 健やかに
設立年月日 1958年
共学・別学 男女別学
(女子校)
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科・商業科
情報処理科・生活科学科
学期 3学期制
学校コード D146210000538 ウィキデータを編集
高校コード 46181E
所在地 893-0064
鹿児島県鹿屋市西原一丁目24番35号
外部リンク 公式サイト
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鹿屋市立鹿屋女子高等学校(かのやしりつ かのやじょしこうとうがっこう)は、鹿児島県鹿屋市西原にある鹿屋市設置の高等学校。2007年現在では、大隅半島で唯一[1]女子校である。2008年で創立50周年を迎え、卒業生は2006年度までで14,877人を数える。普通科は2011年度より、曽於学区と合併し大隅学区となる。

設置学科

全日制課程の普通科情報処理科生活科学科がある。

  • 普通科 - 1976年に2クラス設置。1989年に3クラスとなり、2010年度より2クラスとなる。
  • 情報処理科 - 1993年に1クラスで設置。長崎大学、鹿児島大学などの国公立大学のほか、商業科枠推薦を利用して立命館大学、明治大学など有名私立大学にも合格者が出ており、短大や専門学校への進学も多い。2008年に全国商業高等学校協会主催検定全8種目合格者3名、2009年には1名(2009年の7種目合格者は11名と鹿児島県の7種目以上合格者のうち12/13を占めた)。2011年には、全9種目合格者1名。
  • 生活科学科 - 前身の家政科(家庭科)を含めると開校時から設置されている学科である。

校章

デザインは公式サイトを参照。ペンのクロスは「勉学」、ペンのコバルト色は「希望」、「高」を囲む「女」の紅色は「女子生徒の純情」を表現している。

校舎

敷地面積は27,035平方メートル、そのうち運動場が12,931平方メートルを占める。建物面積は12,680平方メートル。

1号棟2階には各学年の1-2組(普通科)、1階には職員室・校長室など、2号棟2階には他クラス(情報処理科・商業科・生活科学科)、1階には進路室や図書室など、3号棟には特別教室が配置されている。

年表

  • 1958年4月1日 - 家政科を擁する女子高として設立。2・3年生は鹿屋農業高校の大姶良・花岡分校を統合するかたちで補充された。当時は鹿屋・大姶良・花岡の3か所で分散授業を実施。
  • 1959年-1965年 - 現在地に校舎を建設。木造校舎以外は現存する。
  • 1962年4月1日 - 商業科を設置する。
  • 1962年11月1日 - 創立5周年を記念して校歌を制定。作詞は当時鹿児島県立図書館長であった椋鳩十[2]、作曲は鹿児島大学教授であった林幸光。11月1日の記念式典で発表された。
  • 1965年2月11日 - 食物科を設置する。
  • 1965年9月 - 正門完成。
  • 1967年8月20日 - 体育館が完成。
  • 1970年4月27日 - プールが完成。
  • 1971年4月1日 - 鹿屋市高隈地区に畜産科(定時制)の「高隈校舎」を設置(現存せず)。
  • 1973年-1976年 - 校舎の防音工事を実施。
  • 1973年3月1日 - 「高隈校舎」を鹿屋市立鹿屋女子高等学校併設高隈高等学校と改称する。
  • 1976年4月1日 - 食物科の募集を停止し、普通科を設置。
  • 1981年3月31日 - クーラーを設置。
  • 1987年度 - 高隈高等学校が廃校となる[3]
  • 1990年 - 同窓会組織のなのはな会を結成。「なのはな」は校歌の冒頭を引用したもの。
  • 1993年4月1日 - 商業科1クラスを置き換えるかたちで情報処理科を設置。
  • 1994年4月1日 - 家政科を生活科学科に改称。
  • 2007年 - 1981年卒業のOGを実行委員長として、創立50周年記念事業が行われる。鹿屋女子高等学校同窓会なのはな会が主体。グランドピアノ購入や鹿屋女子高の制服を着たリカちゃんキーホルダーの限定発売などの事業計画[4]が盛り込まれている。

部活動

29の部・2の同好会がある[5]。運動部は弓道部が第3回全国高校選抜遠的弓道大会(第10回紫灘旗高校弓道大会、2008年)で優勝しており、文化部は合唱部・パソコン部・美術部などで九州ブロック以上の出場経験がある部も多い。

  • 弓道部
  • 剣道部
  • サッカー部
  • バレー部
  • 卓球部
  • バドミントン部
  • 硬式テニス部
  • バスケットボール部
  • ソフトテニス部
  • 茶道部
  • 演劇部
  • 写真部
  • 放送部
  • 美術部
  • 書道部
  • 軽音楽部
  • スーパービジネスクラブ
  • イラスト同好会
  • アクターサービス

生徒数

肝属地区、特に鹿屋市出身者を中心とした生徒層となっている。

脚注・出典

  1. ^ 県立鹿屋農業高校の「生活科」も女子のみの募集であるが、学校全体としては当校が唯一となる。
  2. ^ 実際は本名の久保田彦穂名義。
  3. ^ 鹿屋市教育委員会の沿革 - 主な事項 (PDF) 鹿屋市教育委員会教育総務課(鹿屋市公式サイト内)
  4. ^ 南九州新聞社の過去記事一覧 南九州新聞、2007年6月22日
  5. ^ 創立五十周年記念誌発刊時。

参考文献

  • 『鹿屋市立鹿屋女子高等学校創立五十周年記念誌』(鹿屋市立図書館蔵書) 2008年。

関連項目

外部リンク