高源院(こうげんいん)は、東京都文京区にある曹洞宗の寺院。
歴史
元和年間(1615年 - 1624年)に開山された。「元和年間の開創で、開山:門解蘆関、開基:榊原七郎右衛門」としている文献(『小石川区史』[1]など)が多いが、異伝では、「徳川家康の江戸入府以前の開創で、開山:門解蘆関、開基:三橋氏、中興:榊原七郎右衛門」としている。しかし門解蘆関と榊原七郎右衛門の没年は、それぞれ1654年(承応3年)と1652年(慶安5年)であり、開山と中興にしては同時代人すぎるため、疑わしいとしている[2]。
1923年(大正12年)の関東大震災や1945年(昭和20年)の東京大空襲では、いずれも軽微な被害で済んでいる[2]。
寺宝等
墓所
交通アクセス
脚注
- ^ 小石川区 編『小石川区史』小石川区、1935年、854p
- ^ a b 小石川仏教会「小石川の寺院」刊行委員会 編『小石川の寺院(上巻)』小石川仏教会、2002年、251-253p
参考文献
- 小石川区 編『小石川区史』小石川区、1935年
- 小石川仏教会「小石川の寺院」刊行委員会 編『小石川の寺院(上巻)』小石川仏教会、2002年