高山 涼深(たかやま すずみ、1996年10月17日 - )は、日本のプロボクサー。東京都練馬区出身[1]。ワタナベボクシングジム所属。現日本スーパーフライ級王者(第45代王者)。
人物
伯父は元日本・東洋太平洋王者渡辺雄二[2]。
所属するワタナベジムのすぐ裏にある店舗を、指導を受ける小口トレーナーから居抜きで譲り受け、2023年8月に双子の弟と共にラーメン屋の中華蕎麦 無冠をオープンした。試合前以外は高山も極力店に立ち切り盛りしている[3]。
来歴
ボクシングは中学3年生から始めた[4]。駿台学園高校卒業後、法政大学に入学。
2019年2月26日、プロデビュー戦はKO勝利[5][6]。
2019年10月19日、神戸市立中央体育館で大橋哲朗と日本スーパーフライ級ユース王座決定戦を行い、8回35秒KO勝ちを収めて日本ユース王座獲得に成功[7][8]。
2021年3月27日付けで、日本スーパーフライ級ユース王座を返上。
2021年7月21日、後楽園ホールで富岡浩介と対戦し、初回1分47秒TKO勝ちを収めた[9]。
2021年10月30日、後楽園ホールで日本バンタム級10位の千葉開と対戦し、8回3-0(76-75、77-74、77-73)で判定勝ちを収めた[10]。
2023年6月13日、後楽園ホールで日本スーパーフライ級1位の川浦龍生と日本スーパーフライ級王座決定戦を行い、4回1分5秒TKO勝ちを収め王座を獲得した。
2023年9月22日、後楽園ホールで日本スーパーフライ級1位で元WBOアジアパシフィックスーパーフライ級王者の村地翼と日本スーパーフライ級タイトルマッチを行い、8回2分44秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した。
2023年12月14日、後楽園ホールで日本スーパーフライ級14位の中村祐斗と日本スーパーフライ級タイトルマッチを行う予定だったが、高山が左第3中手骨を骨折したため中止となった。
2024年4月25日、後楽園ホールで日本スーパーフライ級1位で指名挑戦者の古谷昭男と日本スーパーフライ級タイトルマッチを行い、3回1分31秒TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した。
2024年7月18日、後楽園ホールで日本スーパーフライ級13位の青山功と日本スーパーフライ級タイトルマッチを行う予定だったが、高山が急性胃腸炎を発症し2週間の安静を余儀なくされたため中止となった。
戦績
- アマチュアボクシング:51戦 35勝 (10KO) 16敗
- プロボクシング:8戦 8勝 (7KO) 無敗
戦
|
日付
|
勝敗
|
時間
|
内容
|
対戦相手
|
国籍
|
備考
|
1 |
2019年2月26日 |
☆ |
3R 1:38 |
KO |
ニラン・バオノック |
タイ |
プロデビュー戦
|
2 |
2019年6月25日 |
☆ |
1R 2:06 |
TKO |
張寅洙 |
韓国 |
|
3 |
2019年10月19日 |
☆ |
8R 0:35 |
KO |
大橋哲朗(真正) |
日本 |
日本スーパーフライ級ユース王座決定戦
|
4 |
2021年7月21日 |
☆ |
1R 1:47 |
TKO |
富岡浩介(REBOOT.IBA) |
日本 |
|
5 |
2021年10月30日 |
☆ |
8R |
判定3-0 |
千葉開(横浜光) |
日本 |
|
6 |
2023年6月13日 |
☆ |
4R 1:05 |
TKO |
川浦龍生(三迫) |
日本 |
日本スーパーフライ級王座決定戦
|
7 |
2023年9月22日 |
☆ |
8R 2:44 |
TKO |
村地翼(駿河男児) |
日本 |
日本防衛1
|
8 |
2024年4月25日 |
☆ |
3R 1:31 |
TKO |
古谷昭男(六島) |
日本 |
日本防衛2
|
テンプレート
|
獲得タイトル
脚注
関連項目
外部リンク