馬場 敬治(ばば けいじ、1897年(明治30年)3月22日 - 1961年(昭和36年)8月10日)は、日本の昭和期の経営学者である。 東京大学名誉教授、千葉工業大学元学長。大正15年7月10日の日本経営学会創立会議に臨席する。人間関係論にもとづく経営学理論をとなえ、組織論の基礎を確立した。
経歴
- 1897年(明治30年) - 大阪府東大阪市若江生まれ。
- 1920年(大正9年) - 東京帝国大学工学部電気工学科卒業
- 1923年(大正12年) - 東京帝国大学経済学部卒業
- 1925年(大正14年) - 東京帝国大学経済学部助教授に就任
- 1931年(昭和6年) - 東京帝国経済学部教授に就任
- 1957年(昭和32年) - 東京大学を定年退官。東京大学名誉教授に就任
- 1961年(昭和36年) - 東京都で死去
人物
- 休講絶無、40度の高熱もドテラで講義、退席する学生を大声でどなる、など明治かたぎの最後の東大教授と言われた。
主な著書
- 『産業経営の職能と其の分化』 大鐙閣 1926年
- 『経営学方法論』 日本評論社 1931年
- 『経営学研究』 森山書店 1932年
- 『経営学と人間組織の問題』 有斐閣 1954年
出典
関連項目
- 先代
- 新設
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- 組織学会会長
- 1959年 - 1962年
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- 次代
- 高宮晋
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