香川 檀(かがわ まゆみ、1954年1月26日[1]- )は、美術史学者、翻訳家、武蔵大学教授。
人物・来歴
東京生まれ、埼玉育ち。本名・福島麻由美。大学で西洋史を学んだのちロンドン大学ゴールドスミス校(美術史・視覚文化論コース)修士課程修了。ベルリン・フンボルト大学(文化・芸術学)を経て、2002年東京大学総合文化研究科超域文化科学専攻(表象文化論コース)博士後期課程単位取得退学。2004年武蔵大学人文学部教授[2]。2013年「ドイツ現代美術における想起のかたち ナチズム・ホロコーストをめぐる「記憶アート」の技法と歴史意識」で東大学術博士。
著書
共編著
翻訳
- ヴォルフガング・シュトレーゼマン『ベルリン・フィルハーモニー 栄光の軌跡』音楽之友社 1984
- プラシド・ドミンゴ『プラシド・ドミンゴ スター街道まっしぐら』秦由紀子共訳 音楽之友社 1985
- ベルント・W.ヴェスリンク『フルトヴェングラー 足跡-不滅の巨匠』音楽之友社 1986
- C.シュッデコプフ編『ナチズム下の女たち 第三帝国の日常生活』秦由紀子,石井栄子共訳 未来社 1987
- ウィーン国立劇場友の会編『ウィーン・オペラの名歌手 1』音楽之友社 1988
- ヘルムート・フリッツ『エロチックな反乱 フランチスカ・ツー・レーヴェントローの生涯』鈴木芳子共訳 筑摩書房 1989
- フレート・K.プリーベルク『巨匠フルトヴェングラー ナチ時代の音楽闘争』市原和子共訳 音楽之友社 1990
- バーン・ブーロー,ボニー・ブーロー『売春の社会史 古代オリエントから現代まで』岩倉桂子,家本清美共訳 筑摩書房 1991、ちくま学芸文庫 上下 1996
- エリーザベト・ベック=ゲルンスハイム『出生率はなぜ下ったか ドイツの場合』勁草書房 1992
- フランチスカ・ツー・レーヴェントロー『金銭コンプレックス』未知谷 1997
論文
脚注
外部リンク