小勝 禮子(こかつ れいこ、1955年 - )は、日本のキュレーター。専門は近現代美術史、ジェンダー論。
来歴
埼玉県に生まれる。
お茶の水女子大学文教育学部史学科卒業。早稲田大学大学院文学研究科芸術学専攻博士前期課程修了(美術史)[1]。
1984年より 2016年まで栃木県立美術館で学芸員を務める[2]。
2020年よりアジアの女性アーティストをめぐるウェブサイト「アジアの女性ア ーティスト:ジェンダー、歴史、境界」を管理・運営する[3]。
展覧会
- 「揺れる女/揺らぐイメー ジ」展(栃木県立美術館、1997年)
- 「奔る女たち 女性画家の戦前・戦後」展(栃木県立美術館、2001年)
- 「前衛の女性 1950 -1975」展(栃木県立美術館、2005年)
- 「アジアをつなぐ―境界を生きる女たち 1984-2012」展(福岡アジア美術館ほか、2012-13 年)
- 「戦後 70 年:もうひとつの 1940 年代美術」展(栃木県立美術館、2015年)
著作
- 香川檀・小勝禮子『記憶の網目をたぐる―アートとジェンダーをめぐる対 話』彩樹社、2007年
- 北原恵編『アジアの女性身体はいかに描かれたか』青弓社、2013年
脚注
外部リンク