香川 勇気(かがわ ゆうき、1992年7月2日 - )は、兵庫県三木市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・大分トリニータ所属。登録ポジションはディフェンダー。
滝川第二高校時代はMFとしてレギュラーを獲得した。3年次(2010年度)の第89回全国高等学校サッカー選手権大会では、特に久御山高校との決勝戦でセルジオ越後が「攻撃のときも守備のときも常に映像の中に映っていた。あれだけ動く選手はいない。そしてテクニックもある」と絶賛するほど攻守に大車輪の働きを見せ、同高校の優勝に貢献[1]。同大会優秀選手に選出される。また、同年のFUJI XEROX SUPER CUPの前座試合として行われた「NEXT GENERATION MATCH」(U-18Jリーグ選抜vs日本高校選抜)に日本高校選抜チームとして先発出場[2]、その後の日本高校選抜の欧州遠征にも参加した[3]。
高校卒業後は関西学生リーグ1部の阪南大学に進み、3年次(2013年度)にはDFにコンバートされ、同年のデンソーカップチャレンジ関西選抜に選ばれた。
2015年にレノファ山口FCに入団。ルーキーイヤーながら主に左サイドバックとして22試合に出場を果たしJ3優勝・J2昇格に貢献。翌年も27試合に出場しリーグ戦初得点も挙げた。2017年も序盤は主にスタメンとしてプレーしたが、上野展裕からカルロス・マジョールへの監督交代後は出場機会が減少した。
2017年の夏の移籍市場でV・ファーレン長崎へ完全移籍[4]。加入後怪我で公式戦出場もないまま戦列を離れたが、10月28日に行われたロアッソ熊本とのアウェーゲームで、イエローカードの累積で出場停止の飯尾竜太朗に変わり、スターティングメンバーに選ばれ長崎の選手としてデビュー。その試合でいきなり得点を決めた[5]。
2018年8月、東京ヴェルディへ期限付き移籍[6]。監督のロティーナの指導の下、主力に成長した[7]。
2019年、長崎に復帰[8]。左サイドバックのレギュラーとしてリーグ戦32試合に出場し、自己最多の4得点を記録した[7]。
2020年、大分トリニータに完全移籍[9]。リーグ開幕戦から左ウイングバックとしてスタメンに定着し16試合に出場したが[10]、全治6週間の右ハムストリングス肉離れによりスタメンから外れた[11]。その後10月15日のトレーニング中に再び負傷し、全治3か月の右膝半月板損傷と診断された[12]。
2017年2月28日、時期や相手は明かされなかったが、結婚したことを報告した[13]。
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