須田 朗(すだ あきら、1947年 - )は、日本の哲学研究者。中央大学名誉教授。専門は、ドイツ近現代哲学。
経歴
1947年、千葉県市原市で生まれた[1]。1965年に千葉県立千葉東高等学校を卒業し、山形大学文理学部文学科に進学。哲学を専攻し、1969年に卒業。東北大学大学院文学研究科哲学専攻に進み、1972年に修士課程を修了。1973年に博士課程を単位取得退学した。
同1973年、東北大学文学部助手に採用された。1978年、弘前大学教養部助教授に就いた。1984年に中央大学文学部助教授に転じた。1989年に文学部教授昇格。2017年に中央大学を退職し、名誉教授となった。
研究内容・業績
専門はドイツ近現代哲学で、カント及びマルティン・ハイデッガーの研究を主としている。1995年にベストセラーとなったヨースタイン・ゴルデル原作の『ソフィーの世界』日本語版の監修を務めた。
著作
- 著書
- 共著
- 『行為 他我 自由』(岩波講座 10) 藤沢令夫ほか 岩波書店 1985
- 『基礎講座哲学』木田元・須田朗編 メヂカルフレンド社 1991
- 『キャラクターが来る精神科外来』小林聡幸と共著 金原出版 2022
- 訳書
脚注
関連項目