青木 一咸(あおき かずひろ)は、江戸時代後期の大名。摂津国麻田藩の第13代藩主。官位は従五位下・甲斐守。
略歴
文政11年(1828年)、豊前国中津藩の第5代藩主・奥平昌高の十二男として誕生した。
嘉永2年(1849年)10月2日、先代藩主の一興が嗣子なく死去したため、末期養子となって跡を継いだ。同年12月16日、従五位下・甲斐守に叙任する。
安政3年(1856年)8月20日、29歳で死去した。跡を第11代藩主・青木重龍(隠居ながら存命であった)の五男で一興の甥の重義が継いだ。
系譜
- 父:奥平昌高(1781年 - 1855年)
- 母:不詳
- 養父:青木一興(1822年 - 1849年)
- 正室:鋠 - 戸田光庸の養女、戸田光行娘
- 生母不明の子女
- 養子
青木氏 麻田藩13代藩主(1849年 - 1856年) |
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