開 心那(ひらき ここな、2008年8月26日 - )は、日本のスケートボーダー。
経歴・人物
北海道虻田郡倶知安町生まれ[1]。苫小牧市に在住[2]。
5歳で競技を始め、地元から札幌にある練習場に通う生活を送る[2]。
2018年に出場した日本スケートボード選手権では4位、翌2019年の同大会では当時10歳で初優勝[3]。同年のデュー・ツアー(英語版)(アメリカ合衆国)では3位に入った[4]。
2020年東京オリンピックの選考対象大会である2021年5月のデュー・ツアーで5位に入り、中村貴咲を抜いて世界ランキング日本勢3番手についたことで、日本代表入りした[3]。12歳11ヶ月での夏季オリンピック出場は、日本人史上最年少とされる[注 1]。
2021年8月4日、2020年東京オリンピックのスケートボード・女子パーク決勝にて59.04点を記録し、銀メダルを獲得した[5][6]。12歳11ヶ月でのメダル獲得となり、これにより、同競技の女子ストリートで金メダルを獲得した西矢椛の13歳10ヶ月を更新し、日本選手史上最年少でのメダリストとなった[6][7]。同年、フォーブス30アンダー30(日本版)の1人に選ばれる[8]。
2024年8月6日、2024年パリオリンピックのスケートボード・女子パーク決勝にて92.63点を記録し、銀メダルを獲得した[9]。
逸話
名前の由来は母がココナッツ好きだったことによる[2][10]。なお心那自身は「ココナッツは好きではない」と語っているそう[10]。
成長期により一気に背が伸びて長身となったエピソードで知られてもいる[11][12]。
戦績
脚注
注釈
出典
関連項目
- 平野歩夢 - 冬季五輪における日本人最年少メダリスト
- 稲田悦子 - 冬季五輪における日本人最年少出場者
外部リンク