長田 紫乃(ながた しの、1986年10月23日 - )は、日本の女性俳優、翻訳家。ドイツ戯曲の翻訳、上演で知られる[1]。ベルリン在住。演劇ユニット「I.N.S.N.(イナセナ)企画」主宰[2]。
人物
神奈川県横浜市生まれ。幼少期をオーストリア(0~4歳) 、ドイツ(4〜7歳)で過ごした後、群馬県前橋市に移る[3]。前橋市立第六中学校、群馬県立高崎女子高等学校を経て、東京大学文学部(ドイツ文学専攻)を卒業[3]。文学座附属演劇研究所(第47期)出身。2012年秋に I.N.S.N.企画を立ち上げた[4]。
2014年ごろから戯曲翻訳の一部で、ドイツ政府が設立した国際文化交流機関であるゲーテ・インスティトゥートの助成を受けるようになる。日本の文化庁の2016年度新進芸術家海外研修(演劇)対象者として渡独[5]し、現在に至る。
家族・親族
公演
I.N.S.N.企画
[11]
- 新・スチュワーデス物語(2012)
- 金色の龍(2013、原題:Der goldene Drache)
- 破産(2014)
- カスパーホイザーメア~そのドア、開けるの、開けないの?~(2014、原題:Kaspar Häuser Meer、 ゲーテ・インスティトゥート翻訳助成作品)
- 山歩き♡がきれいなの(2017、原題:Mein Herz ist rein)
翻訳のみの作品
ドイツ同時代演劇リーディング・シリーズ
ゲーテ・インスティトゥート翻訳助成作品[12]。
- 観客たち(2017、原題:Die Zuschauer)
- 明日から世界が! (2017、原題:Und jetzt: die Welt!)
その他
- 春のめざめ (2014、原題:Frühlings Erwachen)
- 背骨パキパキ「回転木馬」 (2014、原題:Liliom)
脚注
参考文献