銀粉蝶(ぎんぷんちょう、(1952年5月13日 - )は、日本の女優、シンガーソングライター。夫は劇作家の生田萬。株式会社nora所属。
青山学院女子短期大学卒業後、浜松町の世界貿易センタービルに入居していた会社に入社するが、入社1日目に劇団のオーディション結果が発表され、合格して女優の道へ入る[要出典][1]。
1981年、夫とともに劇団「ブリキの自発団」を結成し、「最後のアングラ女優」の異名を持つことになる[2]。「芝居は嘘だが、続けていると本当になる時が来る。それが好き」とコメント[1]。シンガーソングライターとして、ペヨトル工房からライブ『真冬のトマト/銀粉蝶ミワクるステージ』(カセットテープ+ブックレット)などもリリースされている。
芸名の由来は新人の頃、舞台作品で演じた役の兄役が金鳥の蚊取り線香からとった「金粉蝶」で、その妹である自身の役名の銀粉蝶を芸名にした[3]。周りから推されて芸名になっていたが当時は役者をやっていくとは思わず映像作品に出演するようになって振り替えると恥ずかしくも感じたが若さゆえのことだと逆に良くもあり、思い出として綺麗な面だけでなくただ闇雲に仲間と演劇に励んでいたときのことや恥ずかしさも抱えていようと考えたという[3]。芸名は「銀粉蝶」でひとかたまりであり、「銀」が名字というわけではないが、「銀さん」や「銀ちゃん」と呼ばれることは容認している[4]。また公式プロフィールではラテン文字で「Guin-Poon-Chaw」と併記されている[5][6]。