道頓堀橋(どうとんぼりばし)は、大阪府大阪市中央区の道頓堀川に架かる御堂筋(国道25号)の橋。
概要
橋長38.2メートル、幅員43.6メートルの三径間連続鋼鈑桁橋。単独の橋としては大阪市で最も広い幅員を持ち、基礎は地下鉄御堂筋線と一体で築造された[1]。北詰は西心斎橋2丁目および心斎橋筋2丁目、南詰は道頓堀2丁目および同1丁目。
2011年(平成23年)から2020年(令和2年)まで大阪国際女子マラソンの折り返し地点となっていた。
歴史
御堂筋の拡幅に伴って1936年(昭和11年)に新設された。
御堂筋の拡幅に伴って新設・架け替えが行われた4つの橋のうち、当橋と1934年(昭和9年)に新設された新橋(長堀川)はどちらも御堂筋と同じ幅員を有する橋だったが、長堀川の埋立に伴って1964年(昭和39年)に新橋が撤去されて以降、当橋のみとなっている。1935年(昭和10年)に架け替えられた大江橋(堂島川)と淀屋橋(土佐堀川)はどちらも幅員36.5メートルと約7メートルも狭い橋だが、橋長は当橋より長く、姿見や景観の良さから浪速の名橋50選や日本百名橋に選定され、国の重要文化財にも指定されている。一方、当橋はいずれにも選定・指定されていない。
脚注
出典
- ^ “道頓堀橋”. 大阪市建設局道路河川部橋梁課 (2016年12月26日). 2022年9月21日閲覧。
関連項目
外部リンク
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座標: 北緯34度40分08.6秒 東経135度30分01.2秒 / 北緯34.669056度 東経135.500333度 / 34.669056; 135.500333 (道頓堀橋)