近江学園(おうみがくえん)は、滋賀県湖南市の知的障害児、孤児収容施設。1946年に、糸賀一雄・池田太郎・田村一二により創立された。戦争孤児たちの受け入れを行った近江学園では、早い時期から親のいる家出してきた子どもや障がい児が入園している。施設史料から、彼らが職員の同情を買うために戦争孤児を偽っていたこと、当時大津市で米兵相手の商売をしていた女性が産んだ混血児がいたことが知られる。1950年代に入ると、戦争孤児の入園者は減り、障がい児を含む養護施設へと形を変えていく。
歴史
(糸賀一雄らの活動を含む)
所在地
アクセス
参考文献
- 本庄豊『児童福祉の戦後史: 孤児院から児童養護施設へ』(吉川弘文館、2022年)
外部リンク