蒼光院[1][2](そうこういん、チャングァンウォン、朝鮮語: 창광원、英語: Changgwangwon Health Complex)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)平壌市中区域[1]千里馬通り(朝: 천리마거리)に位置する、4階建ての特権階級向け総合ヘルスセンター・保養施設である。
風光明媚な普通江の畔に位置し、17階建ての普通江ホテル[3][4]の隣に立地する。
北朝鮮国家主席・金日成自らが「一流の衛生文化福利施設を民衆へ」という呼びかけのもと普通江の河畔を選び、建築図案の審議などを行った。
1980年3月に完成、営業開始。その後、北朝鮮では各地で同類のヘルスセンターが次々と開設された。外国人観光客に人気のスポットでもある。
敷地面積は50,000m2以上で、4階建ての建物内は、延床面積380,000m2、すべての水源は濾過・消毒されている。入浴施設部分は円形の平面4階建てとなっている[1]。
毎日午前10時から午後6時まで。但し水曜日は施設全体の消毒のため、休業。
2002年6月時点では入場無料で、サービス項目ごとの使用料課金システムとなっている。
座標: 北緯39度1分13.2秒 東経125度43分45.9秒 / 北緯39.020333度 東経125.729417度 / 39.020333; 125.729417