荒井 優奈(あらい ゆうな、2000年4月26日 - )は、日本の陸上競技選手、長距離走。
経歴
私立啓明学院中学校、私立須磨学園高等学校卒業。名城大学法学部法学科に在学し女子駅伝部に所属。
啓明学院中学校では次第に長距離で強さを発揮するようになった。当時、県内で最強の中学生ランナーとされ、後に高校でのチームメイトとなる同期の大西ひかり(現 日本郵政グループ)と同じレースで争う[1]程の実力になった。さらに、中3時には全国大会にも出場を果たしている。
2016年に陸上の強豪校・須磨学園高に進学し駅伝やクロスカントリーで好成績を残した。西脇工業の田中希実や後藤夢らが卒業した後の2018年の高3時になって初めて兵庫県代表として全国高校駅伝に出場できた。3区3kmで区間4位9:42と健闘した。1区土井葉月(1年)、アンカー5区大西ひかり(3年)らを擁するチームも総合5位に入った[2]。また、全国女子駅伝でも7区で区間賞を獲得し兵庫県チームの4位入賞に貢献した。クロスカントリー日本選手権では、高1でジュニア4㎞に優勝するなど3年連続で上位に入った。そこでのちの名城大でのチームメイトとなる同期の小林成美(長野東高)と3年連続で競った。
2019年に名城大学入学。名城大では上級生の加世田梨花(成田出身)、和田有菜(長野東出身)、髙松智美ムセンビ(大阪薫英女学院出身)らに次ぐ中心メンバーとなった、同期の小林成美と山本有真(愛知・光ヶ丘女子出身)とともに二大駅伝(全日本大学女子駅伝と大学女子選抜(富士山女子)駅伝)に出場しいずれも優勝を果たした。上り坂に強いらしく全日本大学女子駅伝では最終6区に起用された。この区間にある厳しい上り坂について問われて「高校時代の通学で慣れているから気にならない」と語ったことが日本テレビの実況中に紹介された。
2020年には調子を崩して2大駅伝のメンバーから外れたが、年末には自己記録も更新し復活した。今後は10000mの走力を生かして、より長い距離のトラックレースや駅伝区間で活躍していくと思われる。
卒業後は積水化学に所属し競技を継続している。
主な記録
脚注
外部リンク
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2020年代 |
- 20 村松結(京都・立命館宇治高)12:21**
- 21 中止
- 22 細谷愛子(京都・立命館宇治高)
- 23 細谷愛子(京都・立命館宇治高), 岩崎麻知子(福島・学法石川高)
- 24 太田咲雪(京都・立命館大)
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