一般財団法人自然環境研究センター(しぜんかんきょうけんきゅうセンター、Japan Wildlife Research Center)は、人と野生動物、自然などとの関係を生物学や生物保護管理学などの観点からより良い共存ができる方策を研究する機関である。所在地は東京都墨田区江東橋[1]。
活動
主な活動は次の通り[2]。
- 野生動物の保護管理
- 特定鳥獣保護管理計画 - 人と野生動物との共生を目的とした計画の作成や調査など。主な業務実績は次の通り。
- 外来生物対策 - 人為的に移入された動物の対策など。主な業務実績は次の通り。
- 重要生態系や希少種にかかる保全対策 - 人為的な環境破壊による生態系調査とその回復計画策定、およびレッドデータブック作成、絶滅危惧種の保護策の作成など。主な業務実績は次の通り。
- 自然再生事業 - 開発により失われた自然環境の再生計画の立案およびそのための調査など。主な業務実績は次の通り。
- 自然とのふれあい計画
- エコツーリズム
- 環境学習プログラムの作成
- 施設計画・運営・管理
- 地域管理計画
- 普及啓発
- シンポジウム・研修会開催
- パンフレット・ポスター・展示パネル等作成
- フォトサービス、出版物の企画・編集
- 放送番組の企画・監修
組織
役員等は次の通り[1]。
- 理事長:大塚柳太郎(東京大学名誉教授)
- 専務理事:1名
- 理事:10名
- 監事:2名
- 評議員:14名
沿革
沿革は次の通り。
- 1978年10月6日 - 財団法人 日本野生生物研究センター設立[1]。
- 1992年4月 - 財団法人 自然環境研究センターに名称変更[1]。
- 2010年3月9日 - 「事業仕分け第2弾」において、仕分け対象枠の公益法人に選定された。
批判
- 象牙の登録証発行機関となっており、米国の環境保護団体から、虚偽登録の方法を指南を行っていると批判を受けている[3]。
関連事項
脚注
外部リンク