2005年のE3にて聖剣伝説プロジェクトとして「THE WORLD of MANA」がスタート、『聖剣伝説DS CHILDREN of MANA』以降の作品はこの「THE WORLD of MANA」のマークが表記され、精霊やマナの女神、聖剣のデザインがほぼ統一されている。欧米では、シリーズ作品のタイトルが第1作を除いて「 - of Mana」で統一されていることから「Mana series(マナシリーズ)」としても知られている。
なお、1987年にスクウェアが発売を予定し、後に発売中止となったファミリーコンピュータ ディスクシステム用の横スクロール型アクションRPGも『聖剣伝説 THE EMERGENCE OF EXCALIBUR』という名前であった。登録済みであった「聖剣伝説」の商標を継承した点を除き、現在のシリーズとの関連性は無い(ディスク・オリジナル・グループも参照)。発売中止となったこのゲームの趣旨は同年12月に発売された『ファイナルファンタジー』第1作へと受け継がれている。
聖剣伝説 CIRCLE of MANA (2013年3月5日:スマートフォン(Android端末:Android 2.2以降・iOS対応端末:iOS 4.0以上)、フィーチャーフォン(docomo/au/SoftBank Flash Lite 1.1対応機種)) / ソーシャルカードRPG(GREE)
聖剣伝説 ECHOES of MANA (略:EOM、2022年4月27日:スマートフォン(iOS/Android)) / アクションRPG ※2023年5月15日サービス終了[3]
なお、日本国外ではナンバリングが振られておらず、『FF外伝』は原作が「Final Fantasy Adventure」・3Dリメイクが「Adventures of Mana」、『2』は「Secret of Mana」、『3』は「Trials of Mana」、『新約』は「Sword of Mana」、『4』は「Dawn of Mana」、その他外伝作品は聖剣伝説の部分を除いた「 - of Mana」というタイトルになっている。
聖剣伝説 FRIENDS of MANA→(数年後)→聖剣伝説 LEGEND of MANA→(数万年後)→聖剣伝説4→(10年後)→聖剣伝説DS CHILDREN of MANA→(300年後)→聖剣伝説 PRINCESS of MANA→(数千年後)→聖剣伝説~ファイナルファンタジー外伝~(新約聖剣伝説)→(数千年後)→聖剣伝説 VISIONS of MANA
『2』から登場する「マナ」より生まれた8つの属性を持った精霊。火の精霊「サラマンダー」、水の精霊「ウンディーネ」、風の精霊「ジン」、土の精霊「ノーム」、光の精霊「ウィル・オ・ウィスプ」、闇の精霊「シェイド」、樹の精霊「ドリアード」、月の精霊、「ルナ」である。また、作品ごとに性格が異なる。 『LEGEND OF MANA』では、ルナの代わりに金の精霊「アウラ」が登場する。『CHILDREN of MANA』以降はデザインが統一されている。『4』とその300年後を描いた漫画『PRINCESS of MANA』では、前述した、8属性とは異なり属性を持たない特別な無属性の精霊、「フィー」と「セイレイ」が登場する。
『LEGEND OF MANA』以降の作品に登場する言葉を話す巨木。『LEGEND OF MANA』では、主人公の自宅で果実を栽培してくれる果樹園の主である。『聖剣伝説4』では、イルージャ島のふしぎの森に根づいている巨木。長きに渡り穢れた聖剣を体の中に封じ込めていた。仮面の導師(グランス)とは面識がある模様。エルディが彼の元へ辿り着いた際、目の前で穢れた聖剣の力が目覚めてしまい、タナトストレントへと変貌してしまう。エルディに倒され、穢れた聖剣を吐きだしたことで一時的に元の姿に戻ったが、体は既に限界を迎えており、エルディに守護聖獣が死の山にいることを伝え消滅した。
ガイア
『聖剣伝説1』から登場する意思を持つ大顔面岩。ウェンデルの西にある洞窟の番人。
洞窟の上に穴ぼこのような目があり、ガイアの口が洞窟への入口になっている。大昔の怪物が化石化したものらしく、黒い目と口だけののぺーっとした顔が壁面に浮かび上がっている様は中々気味が悪い。(リメイク版では、『LEGEND OF MANA』以降のガイアと同じ顔に。)『LEGEND OF MANA』では、大地の顔ガイアと呼ばれるマナの七賢人の一人。
人形師アニュエラによって命を吹き込まれた街道の大岩だが、ガイア曰く「世界誕生当時から自分はここに存在していて、喋れるようになっただけ」との事。
ガイアという名前も自分で名乗った。本人曰く800億年ほど存在しているらしい。
七賢人は若手のロシオッティですら500歳近いが、ガイアは文字通り桁違いの時を過ごしている。
彼の賢人としての役割は「全知の意味を教える」ことである。ガイア=大地そのものである為、これまで世界で起こった事は全て知っている。同時に、この大地に生きる者はすべてガイアの子供のような存在であり、
ガイアはどんな人物であろうと「子供達」と呼び慈しんでいる。
アナグマ
『LEGEND OF MANA』以降に登場するアナグマの姿をした獣人。アナグマ語と呼ばれる独特な言語を持っている。『CHILDREN of MANA』では普通の言語を話す個体もいる。
サボテン君
『LEGEND OF MANA』以降に登場するサボテン。『LEGEND OF MANA』では、いつもマイホームの2階においてある植木鉢に「生えて」おり、通常は話しかけても「・・・」と何も反応してくれない。
しかしシナリオをクリアした直後に話しかけると主人公がその時のあらましや心境を話しているらしく、その話に一言しゃべり返してくる。
そして主人公が2階から立ち去ると、柱につけられた葉っぱのメモ帳に向かってとてとてと歩いて行き、感想を日記として書き残す。
『新約聖剣伝説』ではサボテンハウスで生活している。『TRIALS of MANA』では世界の至る所に存在(全・50箇所)しており、見つけた数に応じて冒険を有利にする特典(マップ中の宝箱の数を表示したり、店の売り物の値段の割引など)がもらえる、やり込み要素として登場。
大魔女アニス
シリーズのいくつかの作品において登場し、それぞれの作品世界で何らかの災いを引き起こした元凶とされる悪しき大魔女。
『LEGEND OF MANA』で語られている何らかの災いを引き起こした元凶とされており、「大魔女」とまで呼ばれている。ファ・ディールの歴史に最初に名を残した有名な人物。
マナの七賢人の一人アニュエラの母でもある。
ただし、既に亡くなっており、名前も一部でしか聞けない為、容姿はおろか種族もわからない。
マナの力に心酔し、マナの木の根元に工房を構えて研究に没頭。
惑星から抽出した強力なマナを秘めた魔石『火石(ひせき)』の生成に成功するが、それを我が物にしようとした妖精の長アイオンに目を付けられ、彼のよこした軍団に幾度となく攻撃される。
アニスはその度に撃退していたが、数十年繰り返される猛攻についに敗北。
その命は絶たれ、マナの木も戦火によって焼失してしまった。
『TRIALS of MANA』と『HEROES of MANA』では、アニスの鏡を通して別時空から現世に現れた滅びの神。
女神になりそこねた嫉妬と哀しみの存在と言われ、数多の世界に破滅の呪いを持って現れてはその世界を混沌に引きずり落とそうとする。魔界の扉を開き世界を滅ぼそうとする。ピンク色の髪に樹木を思わせるドレスや装飾で飾った美女。遥か昔に、大魔導師グラン・クロワにより封印されたと言われている、
『聖剣伝説3』の前日譚の『HEROES of MANA』では、2年前に子を流産してしまい哀しみにくれていたセシリアの心の隙に付け込み、ペダンの科学力をもって世界各国に攻撃をしながら混沌の基になるアニスの鏡を設置して回る。
アニスの鏡をΨの字に置いて異界への扉を開き滅びの母神としてその姿を現すも、聖剣を携えた勇者ロジェとその仲間によって打ち倒された。
第一形態は妖魔化した巨大バジリオスの姿で名前表示は「滅びの母神」。
最大3体のダミーと共に出現する。
それを倒すと第二形態として黒いイタチのような影の姿になり名前も「滅びの母神アニス」に。
倒れても一度は復活するが聖剣でトドメを刺され消滅していった。
その19年後を描いた『3』のリメイクの『TRIALS of MANA』ではクリア後に出現するアニスの禁域にて、隠しボスとして待ち構えている第一形態のアニスと第二形態のアニスドラゴンの二つが存在する。
たとえ倒したとしてもマナの女神ある限りアニスもまた不滅であり、いずれまた復活するという。