紫雨林(ジャウリム)は、韓国の4人組ロックバンド。
リードボーカルでもあるキム・ユナのカリスマ的な魅力を前面に出し、韓国の代表的なロックバンドとして君臨している。紫雨林とは紫の雨が降る森という意味で、神秘的な架空の風景をイメージして名付けられた。
バンドの起源は、1993年結成の「フルカウント(キム・ユナ、グ・テフン)」、1995年結成の「C.C.R(キム・ジンマン、イ・ソンギュ)」。その後1996年にキム・ユナが移ったウッドチャイルドを見たキム・ジンマンが、一緒に活動することを提案し、ミウンオリ(病的アヒル)を結成。当時のメンバーはイ・ソンギュ、キム・ユナ、キム・ジンマンの3人だったが、その後ドラマーのグ・テフンを再度メンバーに迎え入れるのに成功。映画「花を持つ男」のサウンドトラックへの参加をきっかけに「紫雨林」に改名、97年11月、1stアルバム「PURPLE HEART」をリリースしメジャーデビューを果たした。
1998年に2集アルバム「恋人」、翌年2.5集「B定期作業」、2000年には3集「The Wonderland」が発表され、同年10月に日本デビューも果たす。(2003年には全国ツアーを行うが、それ以降日本での主だった活動はない。)2002年に4集「04」、2004年に5集「All you need is Love」、2005年「青春禮讚」、2006年6集「Ashes To Ashes」、2008年7集「Ruby Sapphire Diamond」を発表。
2024年12月、ソウルで単独公演『MIDNIGHT EXPRESS 2024-2025』を開催する予定であり、2025年2月にも日本の渋谷にて単独公演『JAURIM Concert in JAPAN 2025~TOKYO EXPRESS~』を開催する予定である[1]。