紙中 礼子(かみなか れいこ、1958年[1] - )は、日本の作詞家。日本音楽著作権協会正会員、日本作詩家協会[2]監事
大阪府大阪市出身。大阪府立天王寺高等学校を経て、大阪薬科大学[3]を卒業する。
学生時代はシンガーソングライター志望であった(ピアノやハモンドオルガンなどの楽器経験もある)。
薬剤師資格を取得して病院や薬局などに勤めながら作詞家を目指した。[4]1992年より約4年間広島に在住していたときには地元のタウン誌やPR誌などのライターをしていた。そこで取材した広島新生学園の歴史に感銘を受け、戦災孤児の救済、教育に尽力した学園を題材にしたノンフィクション『翔べ! 太陽の子供たち』[5] を1997年に上梓した。
作詞家としては長い下積みの末、2005年に三船和子「半分貸します」[6]、2007年に五木ひろし「せめて一日戻れたら」が、いずれも公募で選ばれ作品化される。それをきっかけにコンスタントに作品を発表するようになる。
2009年、「名前の無い恋」が第42回日本作詩大賞の入賞作品となる[7]。