米国化学会誌(べいこくかがくかいし、Journal of the American Chemical Society)は、アメリカ化学会により発行されている学術雑誌である。論文等に引用する場合の略記はJ. Am. Chem. Soc.であるが、しばしばJACSという略称が用いられる。
1879年に創刊され、1893年にJournal of Analytical and Applied Chemistryが、1914年にはAmerican Chemical Journalが吸収された。世界各国、化学全般における研究者より投稿される論文はピアレビューにより精査され、基準を満たすもののみが掲載される。科学情報研究所 (Institute for Scientific Information, ISI) の統計によると、米国化学会誌は化学分野の中でもっとも引用数の多い雑誌である。2014年のインパクトファクターは12.113[1]。2002年から2015年の現在まで、編集責任者はユタ大学のピーター・J・スタングが務めている。[2]
週に1回刊行され、4-10ページ程度の論文(article)と2-4ページの速報(communication)が掲載されている。
参照
外部リンク