筑後福島駅(ちくごふくしまえき)は、かつて福岡県八女市大字本町にあった、日本国有鉄道(国鉄)矢部線の駅(廃駅)である。矢部線の開通と同時に開業した駅で、八女市の中心市街地(旧・福島町)の南端部に位置した。
単式・島式の複合ホーム2面3線を有した駅であったが、駅舎に隣接する単式ホームのみが使用されていた。
開業時に建てられた木造駅舎が廃止まで残り、1971年(昭和46年)の業務委託後は、国鉄OBを含む7人の委託駅員が配置されていた。矢部線沿線の貨物取扱業務が福島駅に集約されてからは、缶詰やセメント、石灯籠などの貨物取り扱いも多い駅だった[3]。
八女市および矢部線の中心駅で、高校生の乗り降りが多かった[3]。
矢部線の他の駅の痕跡が皆無に等しい中、この駅のみは公園として整備がなされ、ホームと線路の一部ならびに踏切跡が残されている。また近接する八女伝統工芸館内に筑後福島駅の記念品を展示するコーナーがある。
公園内の倉庫として移設された駅舎には駅名標が掲げられ、公園の藤棚には廃レールが再利用されている。
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