第9回AAAアジア野球選手権大会日本代表は2011年の第9回AAAアジア野球選手権大会に参加した野球日本代表である。指揮官は横浜(神奈川)監督の渡辺元智。優勝決定戦で韓国を6-1で破り3大会ぶり4回目の優勝。MVP(最優秀選手賞)に東海大甲府の高橋周平が選ばれた。
概要
第6回以来3大会ぶりの全日本高校選抜での参加となる。
第83回選抜高等学校野球大会終了後に第1次候補選手が発表され、第93回全国高等学校野球選手権大会と同地方大会の成績を加味してメンバーが選出された。監督は、本大会が神奈川県で開催されるということもあり、地元・横浜高校の渡辺監督が起用され、コーチとして聖光学院(福島)の斎藤監督と浦和学院(埼玉)の森監督(前回大会日本代表監督)が脇を固める。また星稜高校(石川)の山下智茂総監督がアドバイザーを務める。
背番号は、選手権大会終了後に例年行われている日米親善高校野球大会と同様に1(選手権大会優勝投手)から投手→捕手→内野手→外野手の順に振り分けられたが、ユニフォームは、日米親善大会と異なり全日本アマチュア野球連盟公認のいわゆる「日本代表」モデルを着用する。
代表メンバー
試合結果
第1戦(8月28日)
保土ヶ谷・神奈川新聞スタジアム=規定により6回コールドゲーム
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1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
R |
日本
| 2 |
3 |
1 |
2 |
11 |
4 |
23 |
香港
| 0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
- 日:歳内(3回/被安打0/三振5)、松本(1回/被安打0/三振1)、北方(1回/被安打0/三振1)、吉永(1回/被安打0/三振3) - 近藤
第2戦(8月29日)
横浜スタジアム=規定により5回コールドゲーム
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1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
R |
パキスタン
| 0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
日本
| 16 |
10 |
4 |
4 |
X |
34 |
- 日:釜田(2回/被安打1/三振6)、野田(1回/被安打0/三振3)、原(2回/被安打0/三振4) - 近藤
第3戦(8月30日)
横浜スタジアム
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1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
R |
日本
| 0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
3 |
チャイニーズタイペイ
| 0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
- 日:歳内(3.1回/被安打5/三振1)、野田(5.0回/被安打3/三振3)、吉永(0.2回/被安打0/三振2) - 近藤
第4戦 準決勝(8月31日)
横浜スタジアム=規定により7回コールドゲーム
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1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
R |
フィリピン
| 1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
日本
| 1 |
5 |
6 |
1 |
0 |
0 |
X |
13 |
- 日:松本(3回/被安打2/三振4)、北方(2回/被安打1/三振3)、釜田(2回/被安打2/三振3) - 道端
第5戦 優勝決定戦(9月1日)
横浜スタジアム
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1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
R |
日本
| 0 |
0 |
2 |
2 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
6 |
韓国
| 0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
- 日:吉永(9回/被安打1/三振13) - 近藤
日本の表彰選手
MVP(最優秀選手賞)
タイトル部門
- 最優秀防御率賞:吉永健太朗(日大三) 0.00
- 最多打点賞:高橋周平(東海大甲府) 13
- 最多得点賞:臼田哲也(東海大相模) 10
オールスターチーム(ベストナイン)
歴代日本代表(第1回 - 第8回)
第1回 - 第2回 - 第3回 - 第4回 - 第5回 - 第6回 - 第7回 - 第8回
関連項目
外部リンク