笑福亭べ瓶(しょうふくてい べべ、1982年10月16日 - )は、兵庫県西宮市出身の落語家(上方噺家)。本名∶島谷 幸治。アイランドプロモーション所属。
来歴・人物
関西学院高等部時代は甲子園を目指す高校球児であった。関西学院大学在学中に落語家を志し、2002年5月1日、笑福亭鶴瓶に入門。13番弟子。血液型O型。東京ヤクルトスワローズの大ファン[1]。
元の芸名は笑福亭瓶成[2](へいせい)。入門前の大学時代、アルバイト先のガストでバイトリーダーをしていた笑福亭瓶吾に入門の旨を相談したところ、鶴瓶の弟子であることを知った。
1982年生まれの、落語界五派の所属で一緒に落語会をしている「昭和57年会」(笑福亭べ瓶、三遊亭志う歌、三遊亭好の助、立川小春志、春風亭昇也)の一員。上方落語の出身だが東京を拠点で仕事をしている。
- 2002年10月 ど真ん中ホールにて漫談で初舞台
- 2004年10月 ダイエー甲子園ホール「笑福亭鶴瓶一門会」にて初高座
- 2005年12月 1度目の破門
- 2008年11月 不祥事によりラジオ出演謹慎
- 2009年4月 2度目の破門
- 2009年6月 鶴瓶の許しを受けて一門復帰 この後、東京に拠点を移す
- 2009年12月 「東西若手落語家コンペティション」2009年度 第5回 優勝
- 2010年4月 3度目の破門。なおこの時は自身から辞めたという。
- 2011年12月 鶴瓶からの連絡と、その後の鶴瓶と鶴瓶夫人との再会を経て復帰。この際に高座名が"べ瓶"となる
- 2012年3月 TEAM 1g「BANK」で初芝居
- 2013年10月 東京・大阪で初の独演会「ベベコレ」
- 2014年11月 「NHK新人落語大賞」決勝進出
- 2015年1月 「第52回なにわ芸術祭落語部門」新人奨励賞
- 2015年6月 「第1回 上方落語若手噺家グランプリ」準優勝
- 2015年11月 「NHK新人落語大賞」決勝進出(2年連続)
- 2022年3月31日 師匠である鶴瓶との「親子会」を昼夜2回公演で開催。昼は新宿末廣亭(3月余一会)にて鶴瓶との対談後、「明石飛脚」と「妾馬」の二席を演じ、トリの鶴瓶が「らくだ」を披露。夜は赤坂レッドシアターにて昼と同じく鶴瓶との対談後、「相撲場風景」の一席と、トリで「らくだ」を披露。鶴瓶は中トリで自身の師匠であり、べ瓶にとっての大師匠である6代目松鶴とのエピソードを盛り込んだ「癇癪」を披露した。
- 2024年10月11日~20日 浅草演芸ホール夜席において、落語協会の寄席定席に初出演する(トリ:桂三木助(5代目)、柳家三三と交互出演)[3]。
受賞
- 2015年1月 「第52回なにわ芸術祭落語部門」新人奨励賞
- 2015年6月 「第1回 上方落語若手噺家グランプリ」準優勝
- 2022年3月 「令和3年度花形演芸大賞」金賞[4]
出演
番組
舞台
- BANK(TEAM 1g)
- YELL!(TEAM 6g)
- 星灯り(TEAM 6g)
- 美しい日々(TEAM6g)
- トラッシュ(BP計画)
脚注
注釈
出典
外部リンク